オスカー俳優ロバート・デ・ニーロ、『ファイト・クラブ』のエドワード・
ノートン、『バイオハザード』シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチ豪華競演
によるクライム・サスペンス。ある受刑者と仮釈放をめぐって相対する
引退間近の生真面目な刑務官が、受刑者の妖艶な恋人によって理性を失って
いくさまを緊迫感溢れるタッチで描き出す。
監督は『夫以外の選択肢』のジョン・カラン。
(allcinemaさんより抜粋)
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結婚43年となる妻とデトロイト郊外に暮らす刑務所の仮釈放管理官ジャック。
仕事を忠実にこなし淡々と私生活を送ってきた彼は、間もなく定年を迎えよう
としていた。そんなジャックが最後に担当することとなった受刑者は、
“ストーン”と呼ばれる男。彼は祖父母を放火で死なせた罪で8年間服役して
おり、あと3年の刑期を残した今、仮釈放を切望していた。
反抗的なストーンに毅然と振る舞うジャック。そこで、なんとしても仮釈放を
得たいストーンは、美しく魅惑的な彼の妻ルセッタにジャックを誘惑させ、
書類に手心を加えてもらおうと策動する。そしてルセッタから執拗な
電話攻勢が始まるも、頑なに拒絶し続けるジャック。しかし、ついに根負け
した彼は、ルセッタに会うとほどなく彼女の巧みな誘惑にはまり、一線を
越えてしまうのだった。一方、いつしか精神世界に目覚め、自己啓発に
のめり込んでいくストーン。こうして彼らが対照的に変化する中、ルセッタは
魔性の女としての本性を露わにしていく…。
(allcinemaさんより抜粋)