2011年05月24日

台北の朝、僕は恋をする

台北の朝.jpg

台北を舞台に、ひょんなことから思いがけないトラブルに巻き込まれ、
夜の街を一緒に彷徨うことになった一組の若い男女の道行きを綴った
ロマンティック・ストーリー。
主演はジャック・ヤオ、共演に本国台湾で歌手やCMなどマルチに活躍し
高い人気を誇るアンバー・クォ。
監督は長編デビューとなるアーヴィン・チェン。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

台北に暮らす青年カオは、恋人がパリに留学してしまい傷心の日々。
パリへの旅費を稼ぐべく両親の店を手伝いながら、夜は近所の本屋で立ち
読みをしてフランス語の勉強を続けていた。
いつしか、本屋のかわいい女子店員スージーともすっかり顔なじみに。
そんなある日、パリの彼女から電話で突然の別れを告げられるカオ。
驚いた彼は、すぐに会わなければと、顔見知りの不動産屋に借金を頼み込み、
交換条件として、怪しげな小包の運搬を頼まれるのだが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)

続きを読む
posted by はくじ at 00:05| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(8) | 映画(台湾) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月30日

モンガに散る

モンガに散る.jpg

本国台湾で2010年度公開の台湾映画で断トツの観客動員記録を樹立し、また
台湾映画史上、『海角七号 君想う、国境の南』に次いで歴代2位の観客
動員を記録して大ヒットした青春ドラマ。
台北市西部の繁華街モンガを舞台に、裏社会に足を踏み入れた少年達が、
やがて大人達が繰り広げる権力争いに巻き込まれていく中で、熱い友情と
訪れる運命を独特の映像美で描く。
裏社会に足を踏み入れる少年達には『ウエスト・ゲートNo.6』のイーサン・
ルアン、TVドラマ『ブラック&ホワイト』のマーク・チャオ、『九月に降る
風』のリディアン・ヴォーンが熱演。共演には『ミャオミャオ』のクー・
ジャーヤン、『海角七号 君想う、国境の南』のマー・ルーロンなど。
監督は『ビバ!監督人生!!』で映画監督デビューし、今作が2作目となる
ニウ・チェンザー。

    * * * * * * * *

1986年、台北市西部にある歓楽街“モンガ”は商業地区で繁栄していたが、
その裏側は、多くの極道組織が縄張り争いを繰り広げている抗争の絶えない
街であった。ある日、このモンガに引っ越してきた高校生のモスキート。
彼は転校早々、クラスの不良・ドッグに弁当に入っていた鶏のもも焼きを
奪われ、それを取り返したことから因縁をつけられる。ドッグとその取巻き
連中と一人で対決しているところを、モンガを牛耳る廟口組の親分を父に
持つドラゴンとその幼なじみモンクが見ていて、モスキートの果敢な戦い
ぶりを気に入った二人はモスキートを仲間に引き入れ、ドッグらに仕返しを
する。これがきっかけに極道へ足を踏み入れることにためらいがありつつも
友と呼べる仲間が出来たことを喜び、彼らとケンカに明け暮れ、青春を謳歌
する。やがてモスキートら5人の仲間は義兄弟の契りを結び、裏切りは絶対
に許さないことを誓う。
そんな中、モンガの縄張りを虎視眈々と狙う大陸系の極道が現れ、モンガの
裏社会が風雲急を告げる。そしてその波は否応にもモスキートら5人の仲間
をも巻き込んでいく…。
 

続きを読む
posted by はくじ at 22:26| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(24) | 映画(台湾) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月26日

午後3時の初恋

午後3時の初恋.jpg

『花蓮の夏』のジョセフ・チャンとモデル出身でお人形のように愛らしい
クォ・ビーティンが奏でる、ういういしくキュートな恋愛物語の背後にある、
心の傷。時の重みが刻まれた、懐かしくて洒落た建物や小物と、みずみずしい
緑にあふれた風景の世界の中で、女性監督チェン・フェンフェンは傷ついた者
たちを優しく慰撫するように長編映画第1作をつくりあげた。
           (台湾シネマ・コレクション2008オフィシャル・サイトより)

田舎町の古色蒼然とした時計店を、チンチン(グォ・ビーティン)は酒浸りの
父親の代わりに切盛りしていた。滅多に客が訪れない店に、ズーハン(ジョセ
フ・チャン)と名乗る青年が水に濡れた時計を持ってくる。メガネをかけた
内向的なズーハンは、以来、毎日、日が傾きかけた午後にやって来る。
「僕たちは高校の同級生だった」と告げ、高校時代のチンチンの日課を細かに
記憶しているズーハン。少しずつ彼に惹かれていくチンチンだったが、
一緒に川に行った日、ズーハンは別人のように変化する。
                          (DVDパッケージより)

続きを読む
posted by はくじ at 23:51| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画(台湾) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月18日

藍色夏恋

藍色夏恋.jpg

思春期の3人の男女の初恋をめぐる淡く切ない恋愛模様をノスタルジックに
綴った青春ラブ・ストーリー。ある秘密を抱えた女子高生が、親友が恋した
同級生に告白され、戸惑い揺れ動くさまを瑞々しく繊細に描く。
監督はこれまで本国台湾で主にCMディレクターとして活躍してきた新鋭
イー・ツーイェン。ヒロインは新人グイ・ルンメイ、共演に台湾の人気若手
俳優チェン・ボーリン。

楽しい高校生活を送るちょっと勝ち気な17歳モンは、ある日、親友の
ユエチェンから恋の相談を受ける。その相手は水泳部のチャン。
彼をよく知らないモンだったが、夜中にユエチェンと一緒に彼が秘密練習を
している学校のプールを訪れた際、恥ずかしがるユエチェンの代わりに初めて
チャンに話しかけた。だが思惑と違って、この初対面をきっかけに、チャンは
ユエチェンではなくモンに好意を抱き始める。そしてある時、ユエチェンから
ラブレターを渡して欲しいと頼まれたモンは、渋々学校の帰り道で自転車に
乗ったチャンを追いかけ、手紙を渡すのだったが…。
                         (allcinemaさんより引用)

続きを読む
posted by はくじ at 23:58| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(6) | 映画(台湾) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月15日

聴説

聴説01.jpg

陽気な弁当屋の一人息子ティエンクオは毎日弁当を配達している。
ある日、プールに配達に行くと、聴覚障害者による競技大会「デフリン
ピック」出場に向けての練習が行われていた。プールで泳いでいる姉を
一生懸命応援するヤンヤンに出会い、思わず一目惚れする。以来、四六時中
ヤンヤンのことばかり考えていたティエンクオは、彼女に弁当を届ける
ようになり、手話で懸命にアプローチするが、忙しそうな彼女とは
すれ違いばかり。
ヤンヤンは水泳に専念する姉のために、遊ぶこともなく、路上で
パフォーマンスをしながら必死で生計を立てていたのだ。少しづつ
ティエンクオの純粋な想いが伝わり、次第にヤンヤンは心を開いていくが…。

映画、テレビ(「ハチミツとクローバー〜蜂蜜幸運草〜」等)で大活躍の
若手俳優エディ・ポン主演の2009年台湾映画ナンバーワン大ヒット作。
監督は、『午後3時の初恋』などで知られる台湾新世代の女性監督チェン・
フェンフェンで、手話によるサイレントな世界の中から、ふたりの強い想い
が伝わるピュアで感動的なラブストーリーに仕上がっている。

(大阪アジアン映画祭2010公式パンフレットより)続きを読む
posted by はくじ at 23:11| 大阪 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画(台湾) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月21日

九月に降る風

九月に降る風.jpg

台湾映画界の注目の新鋭トム・リン監督が自身の高校時代を盛り込んで描いた
切なくてほろ苦い青春ドラマ。学年の違う7人の男子学生を取り巻く日常生活
を台湾で実際に起きたプロ野球賭博事件と絡めながら描きつつ、7人の儚くて
もろい青春の日々を綴る。

1996年、台湾の新竹。高校3年のタンは同級生のイェン、チンチャオ、2年の
ヤオシン、ポーチュー、1年のチ―ション、チョンハンの7人でいつも一緒に
つるんでは、大好きな野球観戦に出かけたり、夜のプールに忍び込んで騒いだ
りと青春を謳歌していた。
リーダー格のイェンはナンパ好きで他校の女生徒に声をかけては連絡先を交換
していた。そんなイェンの彼女であるユンは、イェンの本心を理解しかねて、
イェンの親友であるタンに愚痴をこぼす。
タンはユンに恋心を抱きながらも親友の彼女ということでその想いをずっと
心の奥底にしまっている。
一方、チ―ションに淡い恋心を抱く学級委員長のペイシンはチ―ション達を
イェンのグループから引き離そうとチ―ションとチョンハンを自分の所属する
ブラスバンド部へ入部させようと画策する。
そんな頃、イェンを除いた6人がビリヤードを楽しんでいるところへ、先日、
イェンが街でナンパした女性の彼氏が乗り込んできて、タンをイェンと勘違い
して殴りかかってくる事件が起きる。タンはイェンになりすまして謝罪して
その場を逃れるが、遅れて合流してきたイェンの態度や悪ふざけにキレて
しまう。そこから7人の仲が微妙にすれ違いを始め、やがて彼らに衝撃的な
事件が発生する。

続きを読む
posted by はくじ at 22:10| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(14) | 映画(台湾) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月14日

停車

停車01.bmp

母の日の台北で起こった一夜の物語。妻と夕食の約束をしていた男は、帰宅
する途中にケーキを買うため車を「停車」させた。店から戻ってみると、横に
一台の黒塗りのベンツが二重駐車しており、彼の車は動かすことができない。
ベンツの持ち主が現れる気配は一向になく、困った男は隣に立つアパートの
住人達を訪ね、その持ち主を捜すことに。一人娘を失った老夫婦とその孫娘。
片腕のない床屋の主人、逃げ出す機会を狙う大陸から連れてこられた売春婦。
借金を抱えマフィアに追われる香港人の仕立屋・・・・。
次々と奇妙な人物が現れて不思議な出来事に巻き込まれ、どうしても家に帰る
ことができない。この日の夕食は、結婚から4年、冷え切った夫婦仲を、もう
一度やり直すと二人で決めた特別の夕食だったのに。そして夜も更けたころ、
ようやく動かすことができた車は、傷だらけの男と新たな友を乗せ、新しい
世界に向かって走り始める。
(大阪アジアン映画祭2009公式パンフレットより)続きを読む
posted by はくじ at 22:27| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(2) | 映画(台湾) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月07日

言えない秘密

言えない秘密.jpg

台湾のトップスターであるジェイ・チョウが映画監督デビュー作となる、
切なりラブストーリー。
運命の恋に落ちる二人に待ち受ける皮肉な運命を描く。
主演はジェイ・チョウ自身が努め、相手役をグイ・ルンメイが、父親役に
アンソニー・ウォンが演じる。

淡江音楽学校に転校してきたシャンルンは、旧校舎から聞こえてくる美しい
旋律に誘われ、旧校舎に入りこみ、そこでピアノを弾いていたシャオユーに
出会う。お互い惹かれあった二人は帰り道に自転車で二人乗りしてお互いの
ことを話していくうちに、その愛情を深めていく。しかし、シャオユーは
喘息持ちで学校も休みがちであった。そんなとき、ある誤解が元で
シャオユーはシャンルンの前から姿を消してしまう。

続きを読む
posted by はくじ at 17:38| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(15) | 映画(台湾) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月03日

練習曲

20080909231008.jpg

大学卒業を前に、聴覚障害を抱える青年ミンシァンは高雄から自転車での
台湾島1周の旅へ出る。美しい台湾の風景、その旅中で出会う人々は彼に
新たな気持ちを生じさせていく。
ホウ・シャオシェン作品で知られる名カメラマン チェン・ホァイェンが台湾、
そして起伏に満ちた人生への万感の思いを込めた郷愁を誘うロード・ムービー。
(台湾シネマ・コレクション2008オフィシャルHPより)続きを読む
ラベル:台湾映画
posted by はくじ at 23:11| 大阪 ☀| Comment(1) | TrackBack(1) | 映画(台湾) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月01日

遠い道のり

1426899825.jpg            most_distant_course_b.jpg   
 

以前の住人宛に届くカセット。出口のない不倫関係から逃げるように
シャオユンはその音を探す旅に出る。精神を病んだ精神科医ツァイは旅先で
恋人に向け音を録るシャオタンに出逢う。美しい景観で注目を浴びる東海岸を
舞台に、自分を見失った3人の男女がそれぞれの存在を見つけ出していく
ヒーリング・ロード・ムービー。
(台湾シネマ・コレクション2008オフィシャルHPより)

続きを読む
posted by はくじ at 02:07| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(2) | 映画(台湾) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シルク

silk.jpg

超大作スリラー『ダブル・ビジョン』の脚本家としても名高い
スー・チャオピン監督が手がけたサイエンス・スリラー。
死後の世界に強烈に惹かれている橋本は、少年の幽霊を捕獲することに成功。
だが少年の霊は近寄る者たちを次々に死に追いやってしまう。少年の動機を
「恨み」と解釈した橋本だったが、やがて少年の背景がわかるにつれて、
まったく別の動機が見えてくる。台湾が誇る映画俳優チャン・チェンと、
ドラマ「白い巨塔」などで台湾でも大人気の江口洋介の2大スターのほかに、
カリーナ・ラム、チェン・ボーリン、バービィー・スー、チャン・チュンニン
ら若手人気俳優の豪華競演も見もの。少年が閉じこもる廃墟の団地など、
印象に残る美術を手がけたのは、『キル・ビルvol.1』『フラガール』
『ザ・マジックアワー』などの種田陽平。その種田と『不夜城』で組んだ
香港のアーサー・ウォン(黄岳泰)が撮影監督を務めている。
(台湾シネマ・コレクション2008オフィシャルHPより)

続きを読む
posted by はくじ at 01:37| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(3) | 映画(台湾) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月17日

カンフー・ダンク!

カンフー使いがバスケで大活躍するカンフーアクションスポーツコメディ。

カンフー学校で育てられ、長じてカンフーの達人になった孤児のシージエ。
BARで暴れた一件から、カンフー学校を追い出されてしまい、公園で
知り合った男、リーに超人的な能力を買われ、大学のバスケットチームに
売り込まれる。結果、シージエはバスケをやることになってしまう。

「少林サッカー」の亜流のような作品。
とはいえ全然楽しめる内容でした。
少なくとも「少林少女」よりかは断然楽しめました。
「少林少女」のラクロスしたいのか、死亡遊戯的なことをしたいのか
あれもこれもと欲張りすぎて、訳わからんカオス状態になってしまい、
柴崎コウが将来、黒歴史として封印する作品リストの上位にくる映画
になってしまったのに比べ、「カンフー・ダンク」は、話の主筋を
バスケ一本に絞って、途中で塔を登りながら達人と戦ったり、愛を
説いたりしなかったのは良かったと思う。

ストーリは突っ込みどころ満載で都合のいい展開ですけど、
単純にアクション楽しめたので良かったです。
ただ、カンフーがほとんどバスケに生かされてませんでしたけど。

個人的には、カンフー学校の4人の師匠が活躍するシーンが一番好きです。
後、決勝であたるチームのエースがいしだ壱成に似てて、ずっと似てるなぁと
思いながら観てました。

posted by はくじ at 23:10| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(10) | 映画(台湾) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする