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『初恋のきた道』『HERO』『LOVERS』など多くのヒット作を送り出した中国が
誇る巨匠チャン・イーモウ監督が中国国内でベストセラーになった中国系
アメリカ人作家エイミーの同名小説を基に文革時代に運命に翻弄されつつも
淡い初恋に生きる男女の恋愛を描いた美しくも切ないラブストーリー。
主演ヒロインはチャン・イーモウ監督が中国国内を捜し回り見つけ出した
新星チョウ・ドンユィ、相手役は若手注目株のショーン・ドウ。
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文化大革命下の中国。毛沢東の一声で町の若者達を農村に送り込み、
農業実習を通じて思想の再教育を行う下放政策により、町の高校に
通うジンチュウも農村に送り込まれ、村長の家に住み込むことになる。
その村にはサンザシの樹があり、その木は抗日戦争によって死んでいった
烈士達の血を吸って、本来白い花が赤く咲くという言い伝えがあり、
革命精神の象徴となっていた。
ジンチュウはそんな村に地質調査隊の一員として滞在している青年スンに
出会う。
家族と離れて暮らすなか、スンは何かにかけてジンチュウに気にかける。
ジンチュウも自分への好意を隠そうとしない素直で誠実なスンに心惹かれて
いくが、この時代は恋愛は批難対象であり、しかもジンチュウの両親は
反革命分子として迫害を受けており、一方、スンの父親は党幹部ということ
もあり、身分違いの決して許されることのない恋であった。
しかし二人は人目を忍んで会いつづけるのだが、ある日ジンチュウの母に
二人の関係を知られてしまう・・・。
チョウ・ドンユィの振り向き姿のポスターを初めて映画館で観て、
「この娘、すげえ可愛い!」と衝撃を受けて以来、公開日が待ち遠しくて
すっごく見たかった一本だったんですが、公開一週前から札幌に
長期出張になってしまい、このまま見逃してしまいそうでしたが、何とか
週末に一時帰省できてなんばパークスシネマで観賞することができました。
ジンチュウとスンの無垢で純真な姿にジーンときた。
手をつなぐことすらもためらったり、一つのベッドで一緒に寝ると妊娠
してしまうと信じていたりと無垢で愛らしいジンチュウとそんな彼女を
支え、無償の愛を注ぎ続けるスンのプラトニックな関係や、川を隔てて
ジェスチャーで抱き合う二人の姿に心打たれた。
ラストシーンも危うく涙腺が決壊するとこでした。
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それにしてもチョウ・ドンユィが全編通じて可愛すぎる。
青い作業服姿も、運動着姿も、人民服姿も、水着にシャツ姿も笑顔も全部
可愛い!
可愛いだけでなく表情の見せ方など演技も素晴らしかったと思う。
すでにオファーが殺到しているようで、『湘江北去』で毛沢東の妻役や
『他的国』でヒロインを演じていたりと彼女の今後の活躍に期待大。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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