『大胆な家族』の故チョ・ミョンナム監督の遺作となった、痛快エンター
テインメント。韓国軍隊海兵隊のわずか1%しか入隊できない海兵隊特殊
捜索隊に、単身乗り込んだ女性の汗と涙と笑いの日々を描く。
本作で主演に抜てきされたのは、これがスクリーンデビューとなるイ・アイ。
また、『食客』のイム・ウォニや、『グッド・バッド・ウィアード』の
ソン・ビョンホらベテランが脇を固める。
ヒロインのひたむきさが周りを変えていく様子に勇気をもらう。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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イ・ユミ士官(イ・アイ)は、女性ながらも海兵隊の厳しい訓練過程を
トップの成績で通過。彼女は念願の海兵隊特殊捜索隊に入隊するが、直属の
上司カン中佐(ソン・ビョンホ)からは自分の命令にだけ従うよう
言い渡される。女性だということで同僚や階級が下の兵士たちからも好奇の
目で見られるなど紆余(うよ)曲折しながらも、ついにチーム長を任される。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
これも大阪のシネマート心斎橋での上映を見逃してしまった作品で、
今週から静岡の映画館で上映していたので観てきました。
突っ込みどころ満載だけど、
これはこれで面白い。
海兵隊員の中でもわずか1%しか入隊できない海兵隊特殊捜索隊。
そんな精鋭中の精鋭なのに上官に敬礼しないとか反抗的だったりと
とても精鋭に見えない兵士達。精鋭なのに女性士官が入ってきて
一方的に入れ込んだかと思えば嫉妬にくるってボート流失させたり
弾丸隠したりする同僚下士官。嵐が来るのが解っているのに、1台の
ボートで故障した2台のボートをけん引して出航し、あげくに遭難
して5名の部下を失う指揮官。あげくに敵国の領土に遭難するとか
もうこれでもかって突っ込みどころはあるんだが、コメディなので
これぐらいのデフォルメがあってもいいのかな。
ワン下士の空回りっぷりとか、イ・ユミのひたむきな姿にお荷物だった
チームが立ち直ったりとテンポよく観られて面白かった。
主演のイ・アイはとびきりの美人って訳ではないが可愛らしい顔立ちで
今後の活躍が楽しみな女優さんです。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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