『リング』シリーズの中田秀夫監督が、活動の場をイギリスに移して
撮り上げた心理サスペンス。インターネットを通じて知り合った若者たちの
ゆがんだ人間関係をあぶり出す。
主演は『キック・アス』のアーロン・ジョンソン。
共演者も『センチュリオン』のイモージェン・プーツ、『17歳の肖像』の
マシュー・ビアードら若手注目株が勢ぞろい。
現代社会の闇を切り取った驚異の世界観に、言葉を失う。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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ウィリアム(アーロン・ジョンソン)は家族との折り合いも悪く、一人で
インターネットの世界に没頭していた。彼はネットを通じてジム(マシュー・
ビアード)やエヴァ(イモージェン・プーツ)、エミリー(ハンナ・マリー)
やモー(ダニエル・カルーヤ)と知り合い、自分のチャットルームで彼らと
頻繁に連絡を取るようになる。
ある日、ジムが自分はうつ病だと告白し、自殺映像を見る趣味がある
ウィリアムは、彼を自殺に追い込もうと画策する。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
この雨の中、出かける予定は全く無かったが、食糧が一つもない状態だった
ので仕方なく出かけることに。そのついでに映画館でこれを観賞。
『リング』シリーズの中田秀夫監督がイギリスで撮ったということなんで
興味あって観に行ったんですが、ちょっとイマイチだったかな。
中田監督なのでイギリスを舞台に、仮想空間で起こるホラーものかと
思っていたんだが、そうではなくてサスペンスチックなものだった。
長い廊下にそれぞれのチャット用の部屋があるという、インターネットと
いう仮想世界を具現化した映像は面白かったんだが、ウィリアムがジムを
そこまで自殺に追い込む必要性があったんだろうか。いくら人が自殺する
映像を見て興奮する性癖で、それを満たすためとは言え、拳銃を手に入れ
たりと危険を冒してまでやることではないと思う。
そのあたりの説得力が薄かったような気がするな。
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