「ハーモニー 心をつなぐ歌」のナ・ムニ、「裸足のギボン」のキム・スミ、
「チャーミング・ガール」のキム・ヘオクという韓国映画界を代表する
ベテラン女優3人の共演で贈る痛快クライム・コメディ。
ドイツ映画「ヤンババ! ばばぁ強盗団がやって来る!」を基に、ひょんな
ことから平均年齢65歳の強盗団となったおばちゃん3人組の運命を描く。
監督は「花嫁はギャングスター」の脚本を手掛け、これが長編2作目となる
新鋭、カン・ヒョジン。
(allcinemaさんより抜粋)
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ジョンジャ、ヨンヒ、シンジャは平均年齢65歳の仲良し3人組。それぞれに
悩みや問題を抱えていたが、そんな3人には一緒にハワイ旅行に行くという
大きな目標があった。そして少々悪事に手を染めながらも、とにもかくにも
コツコツと貯めてきて、ようやく目標金額に。さっそく旅行代理店に指定
された銀行で振り込み手続きを行っていたところ、運悪く銀行強盗に遭遇、
大切な旅行代金を奪われてしまう。
しかも、手続きが完了していなかったため銀行の補償も受けられず。
怒り心頭のおばちゃんたちは、自らお金を取り戻すべく立ち上がるのだった
が…。
(allcinemaさんより抜粋)
『台北の朝、僕は恋をする』と同じく、大阪での上映を見逃したので、
出張先の札幌のディノスシネマズ札幌劇場で観賞。
これは面白かった。オバちゃん達がそれぞれキャラがはっきりしていて
それぞれのオバちゃんが掛け合いしつつ強盗に奪われた旅行代金を取り戻そう
とするハチャメチャぶりが面白かった。
銀行に立てこもったあたりのやり取りは特に最高だった。
人質の女性が「火の元栓閉め忘れたかも」とかシングルファーザーの男性の
人質が「一人娘の保育園の迎えに行かないと」という理由をきいたオバちゃん
達があっさりと解放したり、オバちゃん達が強盗に走った理由を聞いた人質
達が銀行員を一斉に非難し始めたりと、オバちゃん達が繰り広げるドタバタに
笑いが止まりませんでした。
で、最後までドタバタな展開で終わるのかと思ったら空港のシーンあたりから
ホロリとさせる展開に、じーんとしてしまった。

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