13歳のパパラッチ少年の生活と心の成長を通し、世界中で過熱するセレブ
信仰とビジネスを見つめたリアリティームービー。人気ドラマ
「アントラージュ★オレたちのハリウッド」の主演俳優エイドリアン・
グレニアーが監督を務め、サンダンス映画祭などで好評を博している。
マット・デイモン、エヴァ・ロンゴリア・パーカーら、豪華セレブたちも
多数出演。セレブ信仰やビジネスに迫る内容はもちろん、一人の少年の
成長ドラマとしても楽しめる。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
* * * * * * * *
映画にテレビドラマに活躍する一方、パパラッチたちに追い掛け回される
日々にうんざりしている人気俳優のエイドリアン・グレニアー。
ある日、エイドリアンはパパラッチたちの中に13歳の少年オースティン・
ヴィスケデイクがいることに気付く。オースティンに興味を持ち始めた
エイドリアンは、逆に彼を追い掛け始めるが……。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
13歳のパパラッチというのに興味が惹かれて『バレッツ』を観に行った
出張先の映画館で観賞。
ドキュメンタリー映画なのでつまんなかったりして途中で寝落ちしてしまう
かと思ったけど、そんなことなくて最後まで面白い内容で楽しかった。
ただ単に映像作家なり監督を生業にしている人が13歳の少年を追いかけて
いるのではなく、普段はパパラッチの餌食にあっているハリウッド俳優が
監督として撮影しているのが面白かった。
パパラッチと同じように他のセレブを追いかけまわして写真を撮ったりして
パパラッチを理解しようとしたり、セレブ側、パパラッチ側、それと写真を
買い取るメディア側にインタビューを敢行していて、それぞれの立場の
気持ちが語られているのも面白いし、またパパラッチが起こる社会的背景を
学者にインタビューして、その内容も興味深かった。
キャメロン・ディアスやマット・デイモンあたりがパパラッチを毛嫌いして
るのにパリス・ヒルトンは逆に自分はそれでおまんま喰ってるから、撮られ
るのはしょうがないって割り切っているのは凄いな。セレブとしての性根が
座っていて素敵やん。

クリックして下さった方、ありがとうございます。