2011年05月04日

『没後150年 歌川国芳展』

歌川国芳展.jpg

歌川国芳(1797〜1861)は、幕末に活躍した人気の浮世絵師です。「水滸伝」
の登場人物をダイナミックに描いた武者絵で脚光を浴び、伝統的な役者絵や
美人画をはじめ、西洋画法の影響を受けた風景画やユーモアとウィットに
富んだ戯画など、さまざまな分野で個性的な作品をのこしました。
特に、大判錦絵を三枚つなげた大画面に鯨や骸骨など巨大なモチーフを貫く
ように描いた「ワイドスクリーン」と呼ばれる手法には、国芳の斬新で
大胆な感覚がよくあらわれています。
また、無類の猫好きとしても知られる国芳は、しばしば画中に愛らしい
猫たちを登場させています。

平成23年(2011)は、国芳没後150年にあたります。本展はこれを記念し、
400点あまりの作品で国芳の魅力をご紹介します。
国芳展としては過去最大級であり、かつ本格的な国芳展としては関西では
初めての開催となります。
                           (大阪市立美術館HPより)

    * * * * * * * *

GW中、映画ばっか観に行くのもアレなんで、天気もいいことなんで天王寺
にオープンしたQ'sモールを見学しに行くついでに大阪市立美術館で開催中の
『没後150年 歌川国芳展』を観に行くことに。

相馬の古内裏.jpg

歌川国芳は前々から「相馬の古内裏」などの作者として知っていたので、
彼の作品が一堂に会する本展示会を凄い楽しみにしてたんですが、
GW中ということもあって人が多すぎ。人多すぎて中々前に進めず難儀した。
とりあえず展示作品全部じっくり観賞できたけど、軽く2時間以上立ちっ
放しで凄く疲れた。

展示内容としては、武者絵から始まり説話、役者絵、美人画、子供絵、
風景画、摺物と動物画、戯画、風俗・娯楽といった順で展示されていて
どれもこれも素晴らしい作品でした。
武者絵や役者絵のように大胆な構図に精緻なデッサン力は観ていて迫力
あって圧倒された。

風景画では武者絵とはまた違って、西洋画の影響を受けた構図やデザインで
風景や人々が緻密に描かれており、その細かい芸には感嘆してしまう。

国芳02.jpg  国芳01.jpg

個人的には戯画の「金魚づくし いかだのり」とか「化物忠臣蔵」とか
「みかけハこハゐがとんだいい人だ」のような奇抜な発想力で描かれた
作風が面白くて見ていて飽きなかった。

役者絵のコーナーで、私の後ろにいた二人のおばさんが五代目市川海老蔵の
絵の前で、今の海老蔵はお酒飲んでばっかでダメねぇとか言いだして、その
後ずっと海老蔵の文句を延々言っていたのには笑ってしまった。
まさか国芳展で海老蔵の文句を聞かされるとは思わなかった。

posted by はくじ at 23:49| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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