『プラネット・テラー in グラインドハウス』
B級映画ばかりを2本立て、3本立てで上映するアメリカでかつて流行った
映画館“グラインドハウス”を現代に甦らせるべく、クエンティン・タラン
ティーノ監督と盟友ロバート・ロドリゲス監督がホラー映画を競作した2本
立てムービー「グラインドハウス」のうちのロドリゲス版で、独立した1本
の作品として再編集されたディレクターズ・カット完全版。
謎の化学兵器でゾンビと化した感染者が溢れかえる田舎町を舞台に、ゾンビ
に片脚を奪われたセクシー・ヒロインの怒りの“片脚マシンガン”が炸裂
する近未来エロティック・バイオレンス・アクション・ホラー。
主演は「ブラック・ダリア」のローズ・マッゴーワン。なお日本での上映に
際しては、本編前にダニー・トレホが主演する架空のアクション映画
「マチェーテ」の予告編も上映される。
テキサスの田舎町。軍事基地で極秘裏に実験が行われていた生物化学兵器が
流出・拡散、そのガスを浴びた人々が次々と凶暴なゾンビへ姿を変えていく。
一方、ゴーゴーダンサーをしていたチェリーは、ゾンビ化した人間に右脚を
喰いちぎられてしまう。彼女は元カレ、レイの助けを借り、木製テーブルの
脚を義足代わりにして逃げ延びる。
やがてチェリーは失われた脚にマシンガンを装着、次々と襲いかかるゾンビ
や兵士に向けて怒りの弾丸をブッ放すのだった…。
(allcinemaさんより抜粋)
『デス・プルーフ in グラインドハウス』
B級映画ばかりを2本立て、3本立てで上映するアメリカでかつて流行った
映画館“グラインドハウス”を現代に甦らせるべく、クエンティン・タラン
ティーノ監督と盟友ロバート・ロドリゲス監督がホラー映画を競作した2本
立てムービー「グラインドハウス」のうちのタランティーノ版で、独立した
1本の作品として再編集されたディレクターズ・カット完全版。
カート・ラッセル扮する元スタントマンが、愛車を凶器にセクシー美女たち
を次々に血祭りに上げるさまと、そんな恐怖の殺人鬼に敢然と立ち向かう
スタントウーマンとの壮絶な死闘をCGに頼らない迫真のカー・アクション
満載で描く痛快スラッシャー・ムービー。
なお劇中でスタントウーマンを演じたゾーイ・ベルは実際にハリウッドで
活躍するスタントウーマンで、彼女がユマ・サーマンのスタントとして
「キル・ビル」の撮影に参加したのが縁で、今回ヒロインに大抜擢となった。
テキサス州オーステインの人気DJ、ジャングル・ジュリアは気の置けない
仲間たちとバーへ繰り出し、女の子だけの会話に花を咲かせていた。
そんな彼女たちを、ドクロマークの不気味な車を駆る顔に傷のある謎の
中年男、スタントマン・マイクが秘かにつけ回していた…。
14ヵ月後、テネシー州で映画の撮影に参加していたスタントウーマンの
ゾーイ。彼女は空き時間を利用して、仲間たちとある計画を実行する。
それは、売りに出されていた憧れの車、映画「バニシング・ポイント」に
登場した70年代型ダッジ・チャレンジャーに試乗しスタントライドを楽しむ
こと。さっそくボンネットに乗り、危険なスタントを始めるゾーイ。
やがてそんな彼女たちを、あの男スタントマン・マイクが、新たな獲物に
見定め襲いかかるのだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
* * * * * * * *
先日見た『マチェーテ』が制作されるきっかけとなった架空の予告編が
入っている『グラインドハウス』をまだ見たことなかったので、ロバート・
ロドリゲス監督の『プラネット・テラー』とクエンティン・タランティーノ
監督の『デス・プルーフ』をDVDで観賞。
『プラネット・テラー』で片足失って、義足代わりに机の足を装着したり、
マシンガンを装着して、ゾンビや兵隊をバリバリなぎ倒したり、女医が
注射針を弾丸代わりに撃ったり、ヘリのプロペラで兵隊たちの頭をチョンパ
したりとありえない設定が出てくるものの、それが面白かった。
もちろんB級映画にありがちのエロとグロも満載で楽しめた。
『デス・プルーフ』は2時間近くあって大半は、どうでもええ会話の
やりとりのシーンで、肝心のアクションは中盤とラストあたりのみ。
90分ぐらいに短縮できそうだけど、あえて中盤までダラダラした展開は
B級映画を作るタランティーノ監督の狙いなんだろうな。
でも、こっちは観ててうとうとしてしまった。
最初に出てきた3人の女性がヒロイン達かと思えば、そうじゃなくて
彼女達はマイクの犠牲になる犠牲者であって、ヒロイン達はその後、
開始1時間ぐらいして登場してくるという展開にビックリ。
こっちもエロ・グロはきちんと抑えてあって、足ちぎれたり、車外に
派手に飛ばされたり、顔面をタイヤで潰されたりとなかなかにグロかった。
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