ザ・ライト -エクソシストの真実-

バチカンで実際に行われている悪魔払いの儀式とそれを行うエクソシストを
テーマに、ひとりのアメリカ人青年が優秀なエクソシストの神父のもとで
修行にあたる過程で直面する戦慄の恐怖を描くサスペンス・ホラー。
主演は「羊たちの沈黙」「ハンニバル」のアンソニー・ホプキンスと
アイルランド出身の若手コリン・オドナヒュー。
監督は「１４０８号室」のミカエル・ハフストローム。
　　        　　　　                  　　                          　 (allcinemaさんより抜粋)
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神学校の卒業を目前にしながらも司祭の道に進むつもりのない神学生マイケル
だったが、恩師の神父からバチカンで行われているエクソシスト養成講座の
受講を勧められ、ローマへとやって来る。
講座に出ても懐疑的な態度に終始するマイケルは、やがて異端だが一流の
エクソシストと讃えられるルーカス神父を紹介される。
さっそくルーカス神父のもとを訪れたマイケルは、16歳の少女の悪魔払いの
儀式に立ち会うことに。少女の異変を目の当たりにしながらも、最初は
精神的な病気として解釈できると考えていたマイケルだったが…。
　　        　　　　                  　　                          　 (allcinemaさんより抜粋)

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地震の影響で延期になっていたのが、先週から公開されていたので
なんばパークスシネマにて観賞。

悪魔との対決シーンは見物。

ストーリー的には一人のエクソシストが誕生するまでのお話で、内容的には
基本無神論者の私にとってはふ〜んという感想しかもてなかったんですが、
悪魔祓いのシーンは見応えあって圧巻。

アンソニー･ホプキンス演じるルーカス神父が16歳の妊婦に取りついた悪魔を
祓うために悪魔の名前を言わせようとするシーンでの少女の演技とCGで
作られた表情が凄い。
それ以上にルーカス神父が悪魔に取りつかれてからのアンソニー・ハプキンス
の演技が素晴らしい。ここでの悪魔祓いシーンも緊迫感あって見応えあり。
彼の怪演っぷりを見るためだけに観に行く価値はあるかも。

それにしてもキリスト教って汝の罪を許すって人には説法するけど、悪魔を
許す気はないんだね。あくまで退治するか追い払うところにキリスト教の
本質が垣間見えるような。異端の存在は認めないというあたりが。
日本なら怨霊は祀ることで神として取り込んだり鎮めたりするのにな。
宗教によって闇のモノ、まつろわぬものへの対応や接し方が違うのは
大変興味深い。

クリックして下さった方、ありがとうございます。

Comments

ＴＢ＆コメントさせてもらっちゃいますねぇ〜。

あれ？何度か観に来たことあるような気がしますが、
始めてＴＢでしょうか？
今後ともよろしくお願いします。

　悪魔との戦いのシーンは手に汗握りました。
ちょっと前から見に行きたいなぁと思っていたため、
予想に違わぬ内容で大変満足です。
近頃のアンソニー・ホプキンスは、この映画のように
若い俳優にスキルを伝承させているような気がします。
まだまだ頑張って欲しいですねぇ。

Posted by oguogu at 2011年04月22日 22:36

＞oguoguさん
こんばんは。
コメント、TBありがとうございます。
こちらこそ宜しくお願いしますね。

悪魔との対決シーンはなかなかに見応えあって
面白かったですね。
アンソニー・ホプキンスは見事でしたねぇ。
取りつかれっぷりが半端なかったですね。

Posted by はくじ at 2011年04月23日 01:35

＞汝の罪を許すって人には説法するけど、悪魔を
許す気はないんだね。
ここ、すんごく面白いです。
キリスト教って、都合いいんですよね。
作ってくれたお百姓さんには感謝しないで、お恵みしてくれんのは神。あの食事の前のお祈り見るたびに「そっかあ？」と思うあたしでした。
アンソニーさんのすごさはぴかぴかでした！

Posted by sakurai at 2011年04月24日 17:38

＞sakuraiさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

確かに彼らは神に祈ってもお百姓さんには感謝しないですね。
キリスト教は確かに都合いいというか、博愛とかいう割には異端者には容赦ないので、個人的には好きにはなれないですね。

アンソニーさんの演技は凄過ぎというか、もう
あの役は彼以外ではありえないぐらい嵌まって
ましたね。素晴らしいです。

Posted by はくじ at 2011年04月24日 22:56