天才的な空手の腕を誇る17歳の女子高生が“壊し屋”と呼ばれる集団に立ち
向かうアクション・ムービー。
『黒帯 KURO-OBI』で武術監督、『少林少女』でプロデューサーを務めた
西冬彦がメガホンを取り、現役空手家や格闘技経験者などを数多く集めた
本格空手映画を撮り上げた。
ヒロインを演じるのは映画初主演の武田梨奈で特技の空手を披露するほか、
挿入歌も担当。ワイヤーやCGを一切使わない本格派リアル・アクションが
見もの。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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松村空手道場へ通う17歳の高校生・土屋圭(武田梨奈)は天性の運動神経で
どんな技でも軽々とこなすが、師匠の松村(中達也)は圭の強さを認めず、
地味な型げいこばかりを課していた。
そんなある日、師匠に認めてもらえない腹いせから、圭は強いと評判の
空手家たちに挑戦して彼らの黒帯を奪う“黒帯狩り”を始めてしまい……。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
主演の武田梨奈のハイキック姿のポスターに興味惹かれてたものの、
スルーしてしまったので、改めてDVDにて観賞。
その上、ものすっごくつまんねぇ!
こちとら『ハイキック・ガール!』というタイトルからして、主演の武田梨奈
のアクションがふんだんに見せてくれるのかとおもいきや、彼女の見せ場は
最初だけ、後は終盤にちょっとあるぐらい。
後は師匠・松村役の中達也の見せ場ばっか。
『チョコレート・ファイター』みたいなものをちょっと期待してただけに、
がっかり感は半端ない。
確かに武田梨奈や中達也がみせる空手の型や技は見事だと思う。
そしてそれを強調したいために一度普通に見せた後に同じ絵をスローで
見せたり、別アングルで見せたい気持ちは分かる。
でも、それは劇中で数回にとどめてこそだと思う。
クライマックスでここぞっていう時の技をそういう見せ方するのは効果ある
かも知れないけど、序盤から最後までやたらめったにスロー見せられると、
ストーリーのテンポも悪くなるし、観ててダレてくる。
大した技でないとこでもスローで再生して、こっちは今の技スゲーとでも
思うとでも思ったのか監督は?
この作品で一つだけ笑えたのは、壊し屋集団の二人のボスの一人が、
ナイフ取り出して、『俺は何でもありだぜ』って言うて襲いかかるも、
松村に瞬殺されるところ。笑えたっていうかニガ笑いかな。
この壊し屋集団が一人一人に『壊し屋○○』ってテロップが出るものの
そない大したことなく、あっさり松村にやられていく様は、一方的すぎて
アクションとしてはすごくつまんない。

クリックして下さった方、ありがとうございます。
いつもTBありがとうございます。
どうもまたseesaaブログにTBできなくなったみたいなので、できるようになるまで、コメント欄に残しておきます。
スローで何度も見せられるのには、ちょっとうんざりした作品でしたね。
http://cinechan.at.webry.info/200906/article_5.html
こんばんは。
コメントありがとうございます。
一度ぐらいのスローなら凄いなって感嘆できる
んですが、違う角度とはいえ何度も見せられたり
しょっちょうスロー映像を入れられると、そこで
テンポが悪くなって萎えてしまう残念な作品でしたね。