2011年02月19日

フェアウェル さらば、哀しみのスパイ

フェアウェル.jpg

ソビエト連邦を崩壊させたきっかけの一つともいわれる実在のスパイ事件
“フェアウェル事件”を映画化したヒューマン・サスペンス。
愛する息子と祖国の未来のため、危険なスパイ行為に及んだ男の実像と、
民間人でありながら仲介役としてスパイ活動の一翼を担ったフランス人技師の
葛藤を、それぞれの家族との関係を軸に描き出していく。
主演は「パパは、出張中!」「アンダーグラウンド」などで知られる世界的
映画監督のエミール・クストリッツァ。
共演に「ヴィドック」のギョーム・カネ。
監督は「戦場のアリア」のクリスチャン・カリオン。
                                                            (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

1981年、ブレジネフ政権下のソビエト連邦。KGB(ソ連国家保安委員会)
の幹部、グリゴリエフ大佐は、国家の中枢に身を置くエリートとして
何不自由ない生活を送りながらも、国の発展が西側諸国に大きく水を
空けられていることに危機感を抱いていた。
そして現体制の打破を期して、ソ連の重要機密を西側へ提供することを
決断する。やがてフランスの家電メーカーの技師、ピエールを介して、
西側が決して知り得なかった機密情報を次々と手渡していくグリゴリエフ。
一方、フランスの国家機関からグリゴリエフ(コードネーム:フェアウェル)
との仲介役を任されたピエールは、この危険な行為に戸惑いつつも、一切
見返りを求めないグリゴリエフの清冽さに次第に心動かされていくのだが…。
                                                            (allcinemaさんより抜粋)

    * * * * * * * *

上映当時、都合がつかずに見逃していたのでレンタルで観賞。
う〜ん、前半の展開はちょっと睡魔との闘いだった。
とは言え、中々に見応えある内容でした。

これはある程度、時代背景知らないと最後までちんぷんかんぷんなことに。
私もフェアウェル事件なんて知りませんでした。しかしこの事件がソ連を
崩壊に導いたきっかけの一つと言われているのにびっくり。
20世紀最大級のスパイ事件って言われている割にはオーソドックスな情報の
受け渡しで、実際はそんなもんなのかなと思ったりしました。
もっとドラマのような相手側諜報員との息詰まるやりとりがあるのかと
思ってましたが…。しかし現実では相手側から怪しまれた時点でスパイの
作戦としては失敗で、如何に相手側から警戒されずに長い期間情報を盗み
続けるかが肝要ですもんね。

後半、西側諸国に送り込んだ、もしくは取り込んだソ連側のスパイが
次々に摘発や拘束されるが、あれは手段としては稚拙なような気もする。
何人かは敢えて放置しておいて、どうでもいいホントの情報9割にウソ
情報を1割程度掴ませたり、ソ連側の要人を陥れる際に逆に利用するとか
相手に通じてるなら通じてるでやりようがあると思ったのだが、
リスト以外にもソ連に意をつうじているものがいるかもしれない恐怖感で
そこまで余裕がなかったのかな。

ピエールの妻役で『ヒトラー 〜最期の12日間〜』『コッポラの胡蝶の夢』の
アレクサンドラ・マリア・ララが出てたけど、相変わらず美しいなぁ。


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posted by はくじ at 23:19| 大阪 | Comment(2) | TrackBack(17) | 映画(ヨーロッパ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は、後半のいいとこで睡魔に襲われたようです。
きっとスパイって、地味なんですよ〜というのを表していたのかもしれませんね。
エミール・クストリッツァの存在感はさすがでした。
Posted by sakurai at 2011年02月20日 21:31
>sakuraiさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

スパイって本来地味に地道にやることが本分なんでしょうね。ボンドみたいに派手にやってるほうがおかしいんですよね。

エミール・クストリッツァは監督なのに、そこらの俳優よりも存在感を放ってましたね。
凄いです。
Posted by はくじ at 2011年02月21日 23:44
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