あしたのジョー

ＴＶアニメ化もされ社会現象とも呼べる人気を博した高森朝雄（梶原一騎）
原作、ちばてつや作画の傑作漫画を、主演の矢吹丈役に「クロサギ」の
山下智久を迎えて実写映画化した本格ボクシング映画。
共演は力石徹役に伊勢谷友介、白木葉子役に香里奈、そして丹下段平役には
芸能界でも指折りのボクシング通として知られる香川照之。
監督は「ピンポン」「ＩＣＨＩ」の曽利文彦。
　　        　　　　                                            　 (allcinemaさんより抜粋)
　　　　*　*　*　*　*　*　*　*

昭和40年代の東京。下町のドヤ街でケンカに明け暮れ、荒んだ生活を送る
青年、矢吹丈。そんな丈にボクシングの才能を見出し惚れ込んだのが、
しがない元ボクサーの丹下段平。ところが、丈は問題を起こして少年院へ。
そこで出会ったのがプロボクサーの力石徹。いきなり拳を交えた丈は、
チャンピオンにも匹敵する実力を持つ力石の前に屈辱を味わうことに。
一方の力石も、丈の秘めたる才能に気づき、互いにライバルとして激しく
意識し合う。
やがて、一足先に少年院を出た力石は、財閥令嬢にして所属ジムのオーナー
白木葉子の手厚いサポートを受けエリート街道をひた走る。
対する丈は、段平がドヤ街に開いたオンボロジムで、打倒力石に執念を
燃やし血の滲む特訓を続けていく。
　　        　　　　                                             　(allcinemaさんより抜粋)

　　　　*　*　*　*　*　*　*　*

最近、予告編で勝手にイメージ膨らませて期待して観に行って、がっかり
するパターンが多かったんですが、これは逆に、予告編みて絶対つまんねぇ
なとか今時誰が見るねんって思いつつ、全く期待せずに観に行ったんですが、

これが大変面白かった！

観る前からこれはつまんねぇよって勝手に思い込んでて御免なさい。
ここまで出来がいいとは思わなかったです。

主演の山下智久はじめ、丹下段平の香川照之、力石徹の伊勢谷友介らが
素晴らしく良かった。
でも主演の山下智久は伊勢谷友介と香川照之に完全に喰われてしまってた
かな。

丹下段平なんて周りの人間に比べて滑稽な容貌してるから周りから浮くん
じゃないかと思っていたら、普通に溶け込んで途中から特殊メイクしてる
とは思わずに見入ってしまってたし、力石徹の伊勢谷友介も自分の中では
ジョーよりも凄く印象に残ってる。
山下智久も体絞ったり、ボクシングの特訓受けたりと体当たりの演技は
見事だったんですが、それ以上に２人の演技が素晴らしかった。

個人的には山下智久にはジョーの髪型を真似て欲しかったけど、さすがに
あの髪型はさすがに無理か。

後、エンドロールの映像と宇多田ヒカルの歌がマッチしてて思わず見入って
しまった。あのエンドロールはイイ！

クリックして下さった方、ありがとうございます。

Comments

はくじさん、こんにちは。はじめまして。
Drupal.cre.jpとのTBのやりとり、ありがとうございました。

山下ジョーは、確かに、香川段平、伊勢谷力石に喰われ気味でしたね。
でも、対力石戦の辺りから後は、すーっとジョーになっていって。そこが良かった♪　と、思います☆
独りで無言で空っぽのリングをみつめるジョーとかが、いいんだわ〜♪
誰もいないのに、リングが、あんな煌々とライトで照らされてるはずないんですけど（笑）。
いいんです。あれは、心象風景とゆーものですよね☆

Posted by 鍼原神無〔はりはら・かんな〕 at 2011年02月21日 06:59

＞鍼原神無さん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

山下君は二人に喰われていたものの、充分素晴らしかったですよね。
それ以上にあの二人が素晴らしかったと思います。
このキャスティングでｼﾞｮｰが真っ白になる続編を見てみたいです。

Posted by はくじ at 2011年02月21日 23:48