カラスヤサトシの自伝的4コマ漫画を映画化した青春ドラマ。
大阪から上京してきた売れない漫画家の青年が、馴れない東京で孤独や
貧乏にくじけそうになりながらも、夢に向かって奮闘していく姿を
センチメンタルに綴る。
主演はミュージカル界で活躍する井上芳雄。共演に『ニワトリはハダシだ』
の肘井美佳。監督は本作が長編デビューとなる毛利安孝。
(allcinemaさんより抜粋)
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地元大阪で漫画家をしていた29歳の片桐聰は、何の計画もないまま、ある朝
突然上京する。なんとか見つけた安アパートは、揃いも揃って奇妙な住人
ばかり。戸惑いつつも、新生活に夢が膨らみ始めた矢先、上京わずか1週間
にして、唯一連載していた雑誌が休刊に。そんな時、同級生なのに“先輩”
と呼んでいた野島由美子と再会する。彼女もまた、カメラマンを目指して
上京したものの未だアシスタント止まりで、大きな壁に突き当たっていた。
同じ悩みを抱える者同士、互いに励まし合う2人だったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
上映中、観に行こうと思いつつも忙しさにかまけて見逃した一本でしたが、
DVDで出たのを機に『牙狼<GARO>』や『ハッピーフライト』の
肘井美佳見たさでレンタルして観賞。
漫画家にしろ、カメラマンにしろそれだけで食っていけるのは一握りで
なかなかそこに行くまでが大変な職業なのに、会社やめて上京してくる
主人公の行動力は凄い。
主人公が漫画で食っていけない割にはバイトもせずにあまり生活に困窮して
る感じがしなかったので、漫画で食って行くんだって気迫なり情熱が
あんまり感じられなかった。今まで働いてきた貯金を切り崩しているのかも
しれないが。
とはいえ、主人公をカラスヤサトシを演じた井上芳雄の朴訥とした感じが
良かったかな。

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