ストーン

オスカー俳優ロバート・デ・ニーロ、『ファイト・クラブ』のエドワード・
ノートン、『バイオハザード』シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチ豪華競演
によるクライム・サスペンス。ある受刑者と仮釈放をめぐって相対する
引退間近の生真面目な刑務官が、受刑者の妖艶な恋人によって理性を失って
いくさまを緊迫感溢れるタッチで描き出す。
監督は『夫以外の選択肢』のジョン・カラン。
　　　　　　                                         　　　    (allcinemaさんより抜粋)
　　　　*　*　*　*　*　*　*　*

結婚43年となる妻とデトロイト郊外に暮らす刑務所の仮釈放管理官ジャック。
仕事を忠実にこなし淡々と私生活を送ってきた彼は、間もなく定年を迎えよう
としていた。そんなジャックが最後に担当することとなった受刑者は、
“ストーン”と呼ばれる男。彼は祖父母を放火で死なせた罪で８年間服役して
おり、あと３年の刑期を残した今、仮釈放を切望していた。
反抗的なストーンに毅然と振る舞うジャック。そこで、なんとしても仮釈放を
得たいストーンは、美しく魅惑的な彼の妻ルセッタにジャックを誘惑させ、
書類に手心を加えてもらおうと策動する。そしてルセッタから執拗な
電話攻勢が始まるも、頑なに拒絶し続けるジャック。しかし、ついに根負け
した彼は、ルセッタに会うとほどなく彼女の巧みな誘惑にはまり、一線を
越えてしまうのだった。一方、いつしか精神世界に目覚め、自己啓発に
のめり込んでいくストーン。こうして彼らが対照的に変化する中、ルセッタは
魔性の女としての本性を露わにしていく…。
　　　　　　                                　　　             (allcinemaさんより抜粋)

“男たちのヒート祭り”の第３弾。
ロバート・デ・ニーロやミラ・ジョヴォヴィッチとキャスティングが豪華
なんでついつい興味が引かれて観に行きたいなと思っていたら、大阪での
上映が終わってしまって残念な気持ちでいたら、ちょうど出張先の静岡で
上映していたので、これ幸いと観てきました。

う〜ん、よく解らん。

これ、クライムサスペンスというよりかは登場人物達の内面の変化を描いた
宗教ドラマのような感じがして、結局、何が言いたかったのか良く解らず
じまい。
それいよりもこの映画、“男たちのヒート祭り”のラインナップに入る
作品かな？　全然熱くならない作品のような気がするが。

とは言え、立場が違う二人の男が、仮釈放の件をきっかけに何事にも悪態を
ついて反抗的な態度をとるストーンが宗教にはまって穏やかになり、逆に
堅物だった仕事人間のジャックが性に目覚めて堕ちて行く様は見応えあった。

何よりもストーン役のエドワード・ノートンの演技が素晴らしい。
前半の悪態つくまくる時と神の啓示を受けた後の表情の変わりようが
見物だった。

クリックして下さった方、ありがとうございます。

Comments

やっぱエドワード・ノートンにつきますねえ。
うますぎます！
でもロバートさんがでると、なんかチープ感が漂うのは気のせい？

Posted by sakurai at 2011年02月04日 22:45

＞sakuraiさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

エドワード・ノートンのあの演技は素晴らしい
ですねぇ。感嘆しました。
ロバート・デ・ニーロも良かったですが、それ
以上にエドワード・ノートンが良かったですね。

>>でもロバートさんがでると、なんかチープ感が漂うのは気のせい？
その気のせい、なんとなくわかります。
最近、大作に出てないからなのかな？

Posted by はくじ at 2011年02月06日 00:30