日本でも馴染み深い「三国志」の世界を『三国志演義』をベースに、曹操に
よる董卓暗殺未遂事件から司馬氏による晋王朝樹立までのおよそ80年間を
全95話で描いた作品。
Vol.3では、第5話〜第6話を収録。
第5集:
水関の戦いでは先鋒・華雄を討ち取られた董卓は大いに怒り、自ら出陣して
袁紹らを討ち取ると豪語し、呂布を先陣として出撃する。
董卓軍は呂布を反董卓軍の前に出て挑発し、出てきたところを野戦で戦おう
とする。呂布の前に諸侯の配下の将軍達が何人も一騎打ちを挑むが、呂布に
全く歯が立たずに次々と討ち取られる。呂布の武勇に恐れをなした諸侯は
籠城を決め込む。その軍議の席で張飛は袁術に恩賞の件で難癖をつける。
それをきっかけに諸侯達は言い争いを始める。
反董卓連合軍の内情に呆れた劉備は連合から離脱する決意をして出て行こう
とする。そこに曹操が駆けつけ呂布がいるので、出て行くのは待ったほうが
いいと忠告するが、呂布が来ていることをしった張飛は呂布を討とうと
勇躍して討ってでる・・・。
第6集:
洛陽を捨てて長安へ遷都する董卓軍を追って曹操は騎兵でもって追撃する。
曹操の追撃で董卓軍は混乱し、貂蝉の乗った馬車が暴走するが、呂布に
よって救われる。しかし曹操軍は多勢に無勢で呂布によって壊滅し、曹操は
ほうほうのていで洛陽へ逃れる。
一方、洛陽に向かった孫堅は宮殿の焼け跡の中から伝国璽を見つける。
遅れて洛陽にやってきた袁紹と袁術は孫堅と宴を催すがそこに曹操が戻って
きて袁紹らに援軍を出さなかったことや、用兵の不味さを詰って連合からの
離脱を宣言して去る。おなじように劉備と孫堅も連合を離脱する。
そして孫堅は伝国璽を密かに江東へ持ち帰ろうとするが、孫堅が伝国璽を
所持していることを知った袁紹は荊州の劉表に孫堅を討つように密使を
放す・・・。
序盤の見せ場の一つである張飛と呂布の一騎打ちが見どころあって
ワクワクした。
その後の劉備・関羽・張飛vs呂布の戦いも素晴らしい。
3人相手にしても、全く引けをとらない呂布の戦いぶりが凄い。
まさに人中に呂布ありと言われるだけのことはある戦いっぷり。
それに比べて孫堅を除いた諸侯の腑抜っぷりは見てらんない。
宴会してるイメージしかないや。
特に袁紹の無能っぷりは凄いや。
それにしても董卓軍側の武将で徐栄が出てきてないのは何故?
徐栄、ここしか活躍する場所ないのに。

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