三国志 Three Kingdoms 第1部 群雄割拠 Vol.1
日本でも馴染み深い「三国志」の世界を『三国志演義』をベースに、曹操に
よる董卓暗殺未遂事件から司馬氏による晋王朝樹立までのおよそ80年間を
全95話で描いた作品。
Vol.1では、第1話〜第2話を収録。
プロローグ:
西暦184年、後漢王朝打倒を目指して太平道の張角は蜂起する。
世にいう「黄巾の乱」。乱そのものは1年もたたずに鎮圧されたが、朝廷に
おいて十常侍と呼ばれる宦官達と大将軍・何進との権力争いが激化し、
何進は十常侍退治に西涼から董卓とその軍勢を招く。
しかし何進は十常侍の策に嵌り殺害され、十常侍も何進の部下であった袁紹
達によって殺害される。そこへ董卓は軍勢を引き連れ朝廷に乗り込み、武力
を背景に皇帝の座を劉弁から劉協にすげ替え、自らは相国の座につき、
専制を始める。
第1集:
司徒・王允は自身の60歳の誕生日に大臣達を自宅に招き、宴を催す。
そこに招待していない騎都尉の曹操が祝いを述べたいと訪ねてくる。
むげに断るのは失礼な王允は曹操の参加を許す。そして王允は董卓によって
漢帝国400年が危機を迎えていると嘆き、招待客も同じように嘆いては泣く。
曹操はそんな彼らを嘲笑し、嘆いてばかりいて女子かと馬鹿にし、怒った
王允によって追い出される。しかし王允は客の手前、董卓の廻し者がいるかも
しれないので表立っては怒って追い出したものの、こっそりと曹操を書斎に
招き入れる。そこで曹操は董卓に近づいたのは董卓を暗殺するためと決意を
述べ、王允から七星剣を借りて暗殺を実行する旨を打ち明ける…。
第2集:
董卓暗殺に失敗した曹操は逃亡するが、中牟県にて捕まってしまう。
県令の陳宮は牢獄に入れておくように役人に命令する。その夜、陳宮は
牢獄の曹操のもとに訪れて話をするうちに曹操の志に感服し共に行動する
ことを誓い、ともに逃亡する。
一方、洛陽の王允宅に董卓の養子・呂布が軍勢を引き連れ訪れる。
董卓の命によって王允が曹操を匿っているかどうか捜索しにきたのであった。
王允宅を捜索中、ある一室で呂布は一人の美女と出会う。
彼女は王允の養女で貂蝉といい、呂布はその美貌に心奪われる・・・。
三国志が大好物な自分としては、是非DVD-BOXを購入したいところだったん
ですが前篇と後篇あわせて10万近くするので、とても手がだせずレンタルで
済ませることに。
曹操の董卓暗殺未遂から話が始まるのかぁ。
黄巾の乱において義勇軍の劉備・関羽・張飛らが功績をあげても朝廷からは
冷遇されるとか、曹操が洛陽北部尉として宦官の叔父を打ち殺したりとか、
呂布が丁原を殺害するくだりとか、面白いエピソードがあるのにそこらは
がっつりカットなのか。残念だ。
張宝の妖術とか見たかった。
それにしても呂布が若くてイケメン過ぎる。
横山三国志とか蒼天航路の呂布のイメージがあったので、ピーター・ホーの
呂布にはちょっと違和感が。

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