2008年公開の『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』の続編となる
3DCGIアニメーションTVシリーズ。
全100話の予定でシーズン2のVol3で、9話から11話を収録。
収録されている各エピソードのあらすじ

グリーヴァス将軍の艦隊の急襲によってジェダイマスター・イース・コスの
旗艦は窮地に陥る。コスは必死に抵抗するもののグリーヴァス将軍と複数の
マグナガードの前には歯が立たず捕えられてしまう。
グリーヴァスはコルサントのジェダイ達にコスを捕えたことを誇示し、苦痛を
与えつつ殺すと宣言する。その時コスがグリーヴァスに見つからないように
ハンドメッセージで位置を知らせてくる。
ジェダイ評議会はコスを救出するために、オビ=ワン・ケノービ、アナキン・
スカイウォーカー、アディ・ガリアの3人をサルーカマイ星系派遣する。
オビ=ワン・ケノービは自分がグリーヴァスの罠に掛かったふりをして、
グリーヴァスを自身の旗艦におびき寄せ、その隙にアナキンとアディ・ガリア
にグリーヴァスの旗艦に潜入させてコスを救出する作戦を立案する
作戦通りにグリーヴァスがオビ=ワン・ケノービの旗艦に乗り込むのを確認
したアナキンとアディ・ガリアはコスを救出するためにグリーヴァスの
旗艦に乗り込む・・・。
グリーヴァスを罠に嵌めて、見事コスの救出に成功したオビ=ワン・ケノービ
達。グリーヴァスは旗艦を捨てて逃亡しようとするが、上陸艇が損傷して
しまい、グリーヴァスとドロイドは各々少数づつ脱出ポッドでサルーカマイ星
に不時着する。一方、オビ=ワン・ケノービはアナキンに艦隊指揮を任せ、
自身は部隊を率いてグリーヴァスを捕えにサルーカマイに上陸する。
グリーヴァスは自身が乗ってきた脱出ポッドの通信機器が壊れてしまい艦隊と
連絡が取れないため、他の脱出ポッドの通信機器で救援を呼ぶために移動を
開始する。その頃オビ=ワン・ケノービはグリーヴァスを捜索するために
クローン兵のキャプテン・レックスに分隊を預け、2手に分かれる。
しかしレックスは捜索途中にコマンダー・ドロイドの狙撃を受け負傷して
しまう。レックスの部下達はレックスの治療のために近くの農家の納屋を
借りる。だがその農家の主人は脱走したクローン兵カットだった・・・。
アナキン・スカイウォーカーとアソーカ・タノはコルサントのスラム街で
分離主義勢力に武器を横流ししている闇商人の取り締まりに当たっており、
その闇商人の一人であるカー・アッファが潜伏しているバーに向かう。
アナキンの指示でアソーカがバーの出口を固めていたが、アナキンが店の
中でカー・アッファの逮捕のために捕りものを始めたために客達は一斉に
店から逃げ出そうとする。その人ごみに巻き込まれたアソーカは気がつく
と腰にさしていたライトセーバーが盗まれていることに気付く。犯人を
追いかけようとするが群衆の中に紛れて見失ってしまう。
ライトセーバーを盗まれたことをアナキンに知られたくないアソーカは
ジェダイ聖堂公文書館のジョカスタ・ヌーにスリ犯の洗い出しの協力を
依頼する。するとジョカスタ・ヌーは自分よりもスラム街に詳しい
マスター・シヌーベという年老いたジェダイマスターをアソーカに紹介
する。シヌーベは捜査に協力するかわりに自分も現場に連れていくという
条件でアソーカのライトセイバー探しに協力することに・・・。
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Vol.3は久しぶりにグリーヴァス将軍が登場。
格闘は滅法強いんですが、指揮官としてはいつも詰めが甘くて、
最後にはジェダイたちに逆転される印象が・・・。
案外指揮官としては無能なのかも。
EPISODE10は今回の話の中では一番面白かった。
クローン兵にも個性が出て、自分の意志で脱走する者がいるってのは
なかなかに印象深くて、ファーストガンダムの『ククルス・ドアンの島』の
エピソードを思い出した。
EPISODE11のライトセーバーを盗まれたアソーカがアナキンに知られる前に
こっそりと取り戻そうとするのは、アソーカらしくて観ていて面白かった。
今回の騒動でアソーカは我慢することを学んでまた一つ成長したようで
面白いエピソードでした。

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