2010年11月21日

『テラシア島のおまわりさん』:第17回大阪ヨーロッパ映画祭

テラシア島のおまわり.jpg

2009年/ギリシャ・キプロス・ドイツ
35mm-カラー85分
ギリシャ語(日本語・英語字幕)

監督:クリストス・ゲオルギウ
出演:アリス・セルベタリス
   ヴィキ・パパドプル
   エヴァンゲリア・アンドレアダキ
   アルト・アパルチャン

    * * * * * * * *
 
エーゲ海の島を舞台に若き警官が挑む珍事件とは

レオニダは意欲あふれる若い新人警官。大都会で重大犯罪を解決することを
夢見ていたが、配属されたのはエーゲ海に浮かぶ小さくてのんびりした島
だった。彼の仕事は交通違反者を追いかけたり、ユーディスト観光客を取り
締まるなどつまらない雑用ばかり。それ以外は地元の人々とカフェに座り、
島いちばんの有名人で美人のアンゲリキが司会をするテレビのモーニング
ショーを見ることくらいしかない。そんなお決まりの毎日をがらりと変える
出来事が起こる。大酒飲みの村人ザカリアが崖の下で死んでいるのが発見
されたのだ。署長は酔っぱらって落ちた事故だと仮定するが、レオニダは
殺人事件を疑い、捜査を始める。同じ日の夜、アンゲリキが島へ戻ってくる。
レオニダは彼女とザカリアを結び糸口を見つけ、彼女も一緒に捜査すること
になった。聞き込みを進めると、それぞれに自分の推理を語る村人たち。
どの話ももっともらしく思えてきて、レオニダの想像力はもはや限界。
しかし謎を解く鍵は意外なところにあった。
               (第17回大阪ヨーロッパ映画祭公式パンフより抜粋)
 

    * * * * * * * *

第17回大阪ヨーロッパ映画祭の4日目の本日は、『テラシア島のおまわり
さん』『ブレンダンとケルズの秘密』『的中』の3本を観に行ってきました。

本作はギリシャ映画って観たことないなぁ、一度観てみたいという理由で
チョイスしました。

これは面白かった!
今回観た作品の中でも一番面白かった。

退屈な日々を送る意欲ある新人警官が崖の下で死んでいる村人を発見する
ことで、各関係者が勝手に推測で事件の顛末を語ったり、レオニダが
証言者が被害者を殺害したんじゃないかと想像したりと、誰もが怪しく
見えるサスペンスな展開になるも、随所に散りばめられたコメディ部分が
絶妙で最後まで楽しく観ることができました。

後、レオニダが高所から島を一望するシーンではエーゲ海のロケーションが
美しくて素晴らしく一度行ってみたいなぁと思った。


にほんブログ村 映画ブログへ

クリックして下さった方、ありがとうございます。


posted by はくじ at 23:15| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 映画(ヨーロッパ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はくじさん、こんばんは。

シュールなユーモアが効いていて、面白い作品でしたよね☆
まるで絵にかいたような素晴らしい景色のロケーションも良かったですね。
エーゲ海の色の美しさにもウットリしました♪
Posted by BC at 2010年11月24日 23:42
>BCさん
コメントありがとうございます。
これは面白かったですねぇ。
私が観た中でベストでした。
ユーモアも良かったですが、劇中で観られる
テラシア島の絶好のロケーションは素晴らしかったですね。
Posted by はくじ at 2010年11月25日 21:56
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

『テラシア島のおまわりさん』。 ※ネタバレ少々
Excerpt: 2009年:ギリシャ+キプロス+ドイツ合作映画、フリストス・ゲオルギウ監督、アリス・セルベタリス、ヴィッキー・パパドプールー、 エヴァンゲリア・アドレアダキ出演。 ≪【第17回(2010年)大阪ヨーロ..
Weblog: 〜青いそよ風が吹く街角〜
Tracked: 2010-11-24 01:58