
当事者にとっては切実な裁判を、濃密な人間ドラマのエンタテインメントと
割り切り、不謹慎を承知で野次馬的立場に徹して綴った北尾トロの裁判傍聴
記を、人気お笑いコンビ“バナナマン”の設楽統主演で映画化したコメディ
ドラマ。共演は片瀬那奈。
監督は「怪談新耳袋 ノブヒロさん」「ソフトボーイ」の豊島圭介。
(allcinema ONLINEさんより抜粋)
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売れない放送作家の南波タモツは、映画プロデューサーの須藤光子から裁判
モノの脚本を依頼され、実際に裁判を傍聴してくるよう命じられる。
厳粛な雰囲気に気後れしながらも、初めての裁判所へと足を踏み入れた
タモツ。ところがそこでは、彼が予想もしなかった安っぽくも赤裸々な
人間の本性まる出しの悲喜劇が繰り広げられていた。やがて、そんな裁判を
趣味として楽しむ傍聴マニアの存在を知ったタモツは、彼らと行動を共に
するようになる。すっかり裁判の魅力にハマってしまったタモツだったが、
ある時、その不謹慎な態度を裁判所の名物美人検事・長谷部真理から激しく
非難されてしまう…。
(allcinema ONLINEさんより抜粋)
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シネリーブル梅田は金曜日が会員は\1000ということもあり、『マルドゥック
・スクランブル 圧縮』を観に行ったついでに続けて観賞。
あんまり期待しないで観たんですが、これがなかなかに面白くて楽しめ
ました。
お堅い展開になりがちな法廷物を、気軽に観られるコメディにしたのは
個人的には大いにアリだなと思います。
タモツの入れ知恵でネクタイの柄とか、決めポーズにこだわるようになった
弁護士とか、アダルトビデオを万引きした被告人が、3本のうちの1本は
どうしても欲しいもんじゃないとか検事の調書を訂正したりと、観ていて
笑えるところも結構あって楽しく観られました。
でも観ていて、裁判って人が人が裁いて、当事者の人生を変えてしまう
もんなんだなぁと改めて思ってしまいました。
ニュースなんかで、こんな奴は死刑でいいんだよなんて言ってる私ですが、
いざ裁判員に任命されることもあると思うと、ちょっと考えさせられます。
主演の設楽統が役柄にあっているのか、演技に気負いもなく飄々と演じて
いて、とても良かった。

クリックして下さった方、ありがとうございます。
いろんな裁判があるもんだ!と思い知らされましたが、金髪スカート男の阿曾山大噴火さんが、大阪の裁判は超面白い!と言ってましたよ。
裁判というか、傍聴席ですが、ほんとは私語厳禁の傍聴席でも、突っ込む人がいっぱいいるとか。
さもありなんすかねえ。
コメントありがとうございます。
彼の演技と思わせない飄々とした感じが良かった
ですね。
私語厳禁の傍聴席で突っ込む関西人の姿は安易に
想像できますね。まぁ黙ってろというのが無理な
ような気がします。
山口県光市の母子殺人事件の被告のように、
ドラえもんがどうのこうのっていうふざけた
供述を聞いたら、突っ込まずにはいられない
ですよ。