クレイジーズ

ゾンビ映画の巨匠ジョージ・Ａ・ロメロが1973年に手掛けた『ザ・クレイ
ジーズ』を基にリメイクしたパニック・ホラー。
細菌兵器の流出によって感染した住民たちが凶暴化して人々を襲いだし
はじめる。感染した人々と感染を封じ込めようとする軍隊から町を脱出しよう
とする主人公達の奮闘を描く。
主演は『ヒットマン』のティモシー・オリファント、共演には『サイレント
ヒル』のラダ・ミッチェル。
監督は、『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』のブレック・アイズナーで、
ロメロ監督も制作総指揮として参加している。

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アイオワ州郊外の人口1200人程度の小さな町オグデンマーシュ。
ある日、保安官のデヴィッドはパトロール中に学生の野球を観戦している
途中、グラウンドに銃を持って乱入してきた男に気付き、制止するように
警告するも銃を構えようとしたので射殺する。
同じ頃、デヴィッドの妻で町の診療所で医師をしているジュディは、
夫の様子がおかしいという女性の要望で夫を診断するも異常は見受けられ
なかったが、その夜、夫は家族を焼き殺してしまう。
翌日、川で飛行機の操縦士の死体が見つかり、川を捜索したデヴィッドは
川底に軍の輸送機が墜落しているのを見つける。
この川の水が飲料水と使われていることと、飲料水が供給される箇所から
異常者が出ていることから、この輸送機になんらかの細菌兵器が積まれて
いたことを推測したデヴィッドは水の給水を遮断するも、すでに住人達は
感染し始めており、次々と凶暴化していく。
そんな時、突如軍隊が現れ、住人達を拘束しはじめていく・・・。
　

一か月半の出張が終わり、観たい映画がたまっていたので、まずは敷島
シネポップで『クレイジーズ』を観賞。

これは何かイマイチ。

これはロメロ監督の作品のリメイクだったのか。そうとは知らずに、制作
総指揮にロメロ監督が関わっていることも知らずに観たんですが、何か
イマイチでした。オリジナルが制作された頃なら細菌兵器が流出して、
毎日飲んでいる飲料水から知らずに感染するっていうのは怖いことなん
でしょうが、この手の細菌から感染してゾンビ化、凶暴化するホラーが
いろいろ作られている昨今、そちらの方がインパクトあって怖さも上。
リメイクした本作では、怖さも緊張感もイマイチでしたし、凶暴化した
住民が主人公達に襲いかかってくるシーンが少なかったのもちょっと。
大量に襲ってくるとか、次から次へとやってくるという怖さがなかった分、
迫力に欠けてた。

序盤の野球場のくだりや、家族を焼き殺すあたりは、ここからどうなって
いくんだろうかと期待してたんですが、その後の展開はちょっと押しが
弱くてあんまり楽しめなかった。


お薦め度：★☆☆☆☆（1/5）

クリックして下さった方、ありがとうございます。

Comments

実は、期待しちゃったんだよねぇ・・・
ろめろセンセー作品のリメイクだし
迫力は・・・十分だ???だ???った???
前半の
妻と幼い子供を家に閉じ込めた果てに殺火
↑
そこらあたりまで　結構、来たか?!?!
と期待してて
家族にナニヤラがあるのって
恐怖がこーぞわぞわ来るでしょ???
んで前半は盛り上がってたんだけど
何かが足りてないような
何か後半で落ちてしまったわ

Posted by q いや〜期待しちゃったからさ〜 at 2010年11月23日 15:17

＞ｑさん
コメントありがとうございます。
私も事前にロメロ作品なら期待値上げて観に行ってたと思いますが、知らずに観に行った分、がっかり感は少なかったです。

もっと主人公達に感染した住人がわらわらと襲いかかればいいと思うのに、それが少なくなんかロードムービーっぽくなってしまったのが、ちょっとイマイチでした。

Posted by はくじ at 2010年11月23日 22:43