ソウ ザ・ファイナル ３Ｄ

ソリッド・シチュエーションスリラー『ソウ』シリーズの第７作目にして
シリーズ初の３Ｄ映像で、でもって今作でシリーズ完結編。
恐怖の殺人ゲームを始めたジグゾウの後継者争いに決着をつけるべくホフマン
がジルを追い詰めていく様を描く。
監督は前作に続きゲヴィン・グルタート、ジグゾウやジル、ホフマンといった
主要キャラも前作から引き続き同じ人出演している。

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ジグゾウが始めた殺人ゲームに参加させられた人々のうち、何名かはその
ゲームから生還出来た者がいたが、その生還者の一人でボビー・デイゲンと
いう男は、その時の体験談を著書にまとめ一躍マスコミの注目を浴びていた。
だが、ボビーは実際にはジグゾウのゲームに参加したことなく、ジグゾウの
ゲームから生還してきた人へのインタビュー映像を観て、自分も生還者として
ひと儲けしようと仲間と嘘をでっち上げていたのであった。
そしてその嘘を快く思わないジグゾウとその後継者と目されているホフマンは
ボビー達を恐怖の殺人ゲームに参加させる。
そして、ジグゾウの元妻ジルに罠を仕掛けられるホフマン。一瞬の機転を
利かせて何とか罠から逃れたホフマンはジルに報復すべくジルの行方を追う。
一方、ホフマンを消し損なったジルはホフマンが報復に来ることを確信し、
今までのことを洗いざらい話す代わりに刑事免責を受けて警察に保護して
もらうためにギブソン刑事のもとを訪れる。
　

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３Ｄ版しかないので、仕方なく３Ｄ版で観賞。
しかし３Ｄというだけで、余計に400円掛かるのは未だに納得できない。
これで面白いとか満足できる内容なら納得できるが、本作では
ほとんど３Ｄの特性を生かし切れてないし、普通に２Ｄでいいやん。

ほんと３Ｄの必要性が全くなかった。

でも１作目に衝撃を受けて、以降のシリーズを観てきた以上、なかば
義務感と、毎年この時期になると公開されるので、季節物を頂くような
感じで観賞。

回を重ねるごとに仕掛けは大掛かりになっている感はありますが、
今回もしっかりとグロくて凄惨なシーンはてんこ盛りで、その点ではまぁ
見応えあって満足。
でもゲームの内容とか刑事や警官達を殺害する仕掛けが安易なものに
なっている箇所もあり、なんかネタ切れなんかなぁと感じる部分もあって
ちょっと残念。
それと、ホフマンが警官達の注意をそらすためのトリックは都合良すぎや
ないかな。

ストーリに関しては、いろいろと辻褄があうように今まで伏線を張って
きたのを回収したりと、時系列的に？となるとこがあるものの、何とか
まとめたっていう印象です。
ま、なんだかんだ言いながらも最後まで楽しめたシリーズでした。

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Comments

ですよね、ですよね。
絶対に３Ｄの必要性はなかったですよね。
こんな半端な３Ｄで、金余分に取られて、そこに対する不満が募ります！！
という怒りはおいといて、とりあえず終わってホッとしました。
苦手な分野の映画なのに、ここまで見せたのは、１が秀逸だったからでしょうね。

Posted by sakurai at 2010年11月08日 08:16

＞sakuraiさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

ほんとに３Ｄの必要性がなくて、ボッタクられ感が半端ないです。
あれはある種の詐欺では？
私も１に魅入られて最後まで付き合った口ですが、何とか終わって良かったって感じです。

Posted by はくじ at 2010年11月09日 22:43