ミックマック

『アメリ』『ロング・エンゲージメント』のジャン＝ピエール・ジュネ監督が
『ぼくの大切なともだち』の人気コメディアン、ダニー・ブーンを主演に
迎え、奇想天外な物語と美しくもシュールかつ遊び心あふれる映像で贈る
ファンタジー・コメディ。
不幸な人生を送る主人公が、その原因を作った２大軍事企業を相手に、
個性豊かな仲間たちと繰り広げる壮大なイタズラの行方を風刺とユーモアを
織り交ぜ綴ってゆく。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（allcinemaONLINEさんより抜粋）
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幼い頃に、父親を地雷で亡くした男、バジル。ビデオ・レンタルショップで
働く彼は、ある夜、発砲事件に巻き込まれ、頭に銃弾を受けてしまう。
なんとか命は取り留めたものの、銃弾が頭に埋まったまま生きていくハメに。
おまけに、入院中に職も家も全てを失ってしまったバジルは、廃品回収を
しながら共同生活を送るユニークな仲間たちと出会う。
彼らは、それぞれに“人間大砲”や“言語オタク”、“軟体女”といった
不思議な特技を持つ７人の超個性派集団。
そんな彼らに温かく迎えられたバジルは、ある時、偶然にも父親を殺した
地雷を製造した会社と自分の頭に残る銃弾の製造会社を同時に発見する。
そして、仲間たちの助けを借りて、この２つのハイテク企業に復讐すること
を決意するバジルだったが…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（allcinemaONLINEさんより抜粋）
　

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映画館でこの映画のチラシを見て以来、観てみたいと気になってた作品。
今月で切れるシネリーブル梅田の会員カードの更新ついでに梅田ガーデン
シネマで観てきました。

これは面白かった。

爆笑とまでは行かないけど、フランス映画らしいエスプリがきいた内容で、
なんとも言えぬ不思議な世界観というか映像が良かった。

自分の父親を殺し、自分の頭部に弾丸が埋まってしまう兵器を作った
軍需企業に復讐する復讐劇なんですが、陰湿にはならずにコミカルに
展開する様は面白かった。

バジルをサポートする７人もそれぞれに人より優れた特技があり、それを
十二分に活かした活動や、ハイテク機器は一切使わずに廃品を利用した
機器で、ミッションインポッシブルなみに忍びこんだり、諜報活動したりと
見ていて大変楽しかった。

バジル役のダニー・ブーン、どっかで見たなぁと思ったら、『ぼくの大切な
ともだち』でタクシードライバーのブリュノ役の人か。
『ぼくの大切なともだち』でも素晴らしい演技してましたが、今作も
素晴らしかった。

クリックして下さった方、ありがとうございます。

Comments

ドカンと来る笑いではないのですが、くすくすとひねりの利いた、いかにもフランス風味が素敵でしたね。
ジュネ監督の昔っからのファンなもんで、とっても楽しみにしてました。
期待通りでした。
いかんせん、寡作なもんで、次までが遠そう・・・。

Posted by sakuraｉ at 2010年12月15日 10:29

＞sakuraiさん
コメントありがとうございます。

フランス映画らしさが出てた佳作でしたね。
これは予告編やチラシからずっと期待してた
一本だったんですが、個人的には期待以上の
面白い作品でした。

Posted by はくじ at 2010年12月15日 23:04