ＢＥＣＫ[ベック]

ハロルド作石の大ヒット同名コミックを『20世紀少年』シリーズや
『トリック』シリーズの堤幸彦監督が映画化した青春音楽ストーリー。
取り柄もなにもない平凡な毎日を過ごす高校生が帰国子女の天才ギタリストと
出会うことで音楽の魅力に取りつかれ、天才ギタリストが結成したバンド
“BECK”のメンバーとなり、挫折や経験を経て成長していく姿を描く。
主演は、平凡だった高校生コユキに『仮面ライダー電王』の佐藤健、
天才ギタリスト竜介に『仮面ライダーカブト』の水嶋ヒロが、共演には、
『ひゃくはち』の中村蒼、『ハナミズキ』の向井理、『オカンの嫁入り』の
桐谷健太、『守護天使』の忽那汐里など。

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特に打ち込めるものもなく平凡な毎日を過ごしている高校生コユキ、
ある日、そんな彼の前にアメリカ帰りの帰国子女で天才ギタリスト南竜介が
現れ、彼の飼犬を助けたことから知り合いになり、ギターを習いたいという
コユキに古いギターを譲る。これを機にコユキは音楽の魅力に取りつかれ
音楽にのめりこんでいく。そんな中、竜介はボーカルに千葉、ベースに平を
スカウトし、飼犬の名前を取って新バンド“BECK”を結成する。
その頃、コユキは転校生のサクと知り合い、共にギターの練習に励むが、
大切なギターを不良グループに破壊される。
ギターを壊したことを竜介に詫びたコユキだったが、竜介から一方的に罵倒
され、失意の中帰宅しようとする。そこへ竜介のバイト先の釣り堀の常連客
である斎藤から事情を聞かれる。ギターが修理できることを斎藤から聞いた
コユキはギターが修理できるまで斎藤の元でバイトしつつ、斎藤からギター
の指導を受ける。
やがて竜介の誤解が解けたコユキは晴れてサクとともに“BECK”に参加する
ことになり、ライブを重ねていくことで“BECK”の評判も上がっていく。
そんなある日、野外ロックフェスへの参加が決定する・・・。

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原作の漫画は一切読んだことないし、イマイチ興味もてなくて、
どうせなら「ゴリラーマン」を映画化してくれたらいいのにとか、
どうせなら「けいおん！」を映画化してくれたら観に行くのにって
思いつつ、この映画はスルー予定でしたが、何日か前に、水嶋ヒロが
所属事務所を辞めたとか、実はクビだったとかいろいろニュースになってて、
もしかしたらこれが水嶋ヒロの俳優としての最後の姿になるかもと思って
とりあえず観とこうかなと思い、なんばパークスシネマで観てきました。

天丼のやり過ぎは要注意！

自分は基本的に天丼ネタは大好きです。二度三度と繰り返すことで
面白くなるなら大いにやってもらいたいです。
でもこの映画でのコユキが歌うシーンがサイレントっていう天丼は正直
やり過ぎです。いや、やり過ぎでもいいんですけど最後の最後はちゃんと
声入れようよ。じゃないと今まで散々声を聞かせなかった前フリが生きて
こないのでは？
佐藤健の声がイマイチだったり、音程があれだったりするなら、それなりの
アーティストの歌声をアテレコすれば良いのにと思ってしまった。
最後の最後までサイレントなもんで、折角のロックフェスのラストの大盛り
上がりの所が全く感情移入できないというか感動できなかった。
桐谷健太のエボリューションがインパクトあっただけに残念。

それ以外はそれなりに楽しめました。
でも上映時間はちょい長い。もう少し短くてもいいかな。

後、個人的にはべかちゃん(現：三代目・桂南光)が出てたのはツボでした。
やっぱこれは「ゴリラーマン」つながりでの出演なんだろうな。
是非「ゴリラーマン」を映画化して欲しい。

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Comments

ですよね。
思い入れがないだけ、声がどれだけインパクトあるのか！と思うんですが。
原作ファンには、奇跡の歌声はあんな声じゃないといわれるのを怖れたのだとは思いませんが、役者に失礼じゃないかと！と感じました。
他はまあまあよかっただけに。

Posted by sakurai at 2010年09月28日 08:37

はじめまして。
いつもお邪魔してます。
BECK、コユキの声の件。
あまりにも同感だったので、
PC前でその通り！と叫んでしまいました。
そうそう、あれだけ引っ張ったなら
キセキの声を聞かせて欲しかった！
演奏シーンが良かっただけにね・・・。

Posted by Amy at 2010年09月28日 16:23

＞sakuraiさん
コメントありがとうございます。

原作ファンにとっては、それぞれ思い描いてる
声のイメージがあるだろうから、映画でサイレントにしてもらった方がイメージ崩れずに済んだかもしれませんが、原作未見の私にとっては、この映画内でその声の凄さを音で実感させて欲しかったですね。

Posted by はくじ at 2010年09月28日 23:42

＞Amyさん
はじまして。コメントありがとうございます。

そうですよね。
やっぱあそこまで引っ張ったら、最後は歌声を
聞かせて感動させてほしかったです。
演奏はもちろんのこと、千葉役の桐谷健太の
ラップが凄く良かっただけに、もったいないです。

Posted by はくじ at 2010年09月28日 23:44