ヤギと男と男と壁と

ジョン・ロンスン原作のノンフィクション「実録・アメリカ超能力部隊」を
基に米軍極秘舞台の実態を豪華キャストで描いた実録コメディ。
出演は『マイレージ、マイライフ』のジョージ･クルーニーや『天使と悪魔』
のユアン･マクレガー、『クレイジー・ハート』のジェフ・ブリッジス、
『月に囚われた男』のケヴェン・スペイシーなど。

2003年、妻が浮気相手の編集長の元に去り、失意のローカル新聞記者のボブ
は、妻のことをふっ切ろうとイラク戦争の取材を行うべくクウェートへと
向かう。イラク入国の許可を出るまで待機しているホテルで、ボブはかつて
取材で聞いたことがある米陸軍極秘部隊のエスパー兵士であった
リン・キャシディと出会い、彼と同行することになる。
そして旅の途中、リンはボブに米陸軍の極秘超能力部隊・新地球軍の実態に
ついて語り始める・・・。

う〜ん、これは眠たかった。

なんとなくエスパー兵士が巻き起こすドタバタ劇か、イラク戦争の裏側で
エスパー兵士の部隊が暗躍していたとか、それなりに面白そうかなと
期待はしていたんです。キャスティングにも惹かれましたし。

なので、ボブがリンと出会って旅に同行するところまでは、眠気もなく
ワクワクして観てました。

だけど、イラク国内に入ってボブとリンの旅が始まって、リンの回想が
始まったあたりから、なんだかつまんなくなってきて、眠たくなってきて
しかたなかった。
三叉路で直感で選んだ道を進むと地雷にあたってしまうネタとか
笑えるものもあったけど、大部分は微妙でクスリともこなかった。
これは私のツボにはハマらなかったですね。

何週間か前に、この映画の予告編を観たんですが、お笑い芸人の千原兄弟の
千原Jｒが私が邦題タイトル考えましたとか言うてる予告編で、その時は、
もっと観に行きたくなるような内容で勝負する予告編作れやって思ったん
ですが、観終わった後、配給会社が千原Jr押しの予告編を作った気持ちも
わからんでもないなと強く思いました。

クリックして下さった方、ありがとうございます。

Comments

なるほど！！
中身で勝負できへんかった・・・ってなとこなんかなあ、やっぱ。
あたしもおんなじあたりで、眠くて眠くてしようがなくなったのですが、あれは超能力者たちの催眠術だったのかもですね。

Posted by sakurai at 2010年10月30日 15:51

＞sakuraiさん
コメントありがとうございます。

私も配給会社の中の人だったら、たぶん
おんなじように芸能人押しのものを作って
しまうかも・・・。
ツボにハマる人には抱腹絶倒なのかも知れませんが、私の琴線には触れることのない一本でした。

Posted by はくじ at 2010年10月31日 16:47