ゾンビランド

人類の大半がゾンビと化したアメリカを舞台に、胃弱の青年が道中で
出会った仲間たちとともにゾンビのいない楽園目指して旅を続ける様を
描いたホラーロードアクションコメディ。
出演は『俺たちダンクシューター』のウディ･ハレルソン、『ハンティング・
パーティ』のジェシー・アイゼンバーグ、『私の中のあなた』のアビゲイル・
ブレスリンなど。
監督は本作がデビュー作となるルーベン・フライシャー。

ある日、新型ウイルスが蔓延し、人類の大半がゾンビと化したアメリカ。
そんな中、テキサスで暮らす大学生のコロンバスは臆病で胃弱でひきこもり
だったが、生き残るために作成した32のルールを慎重に実践してきて
今まで生き延びてきた。
そして故郷の両親に会いに行こうと旅を続けている途中、怖いもの知らずで
屈強な体をした男・タラハシーと出会い、一緒に旅をすることに。
その後、スーパーで出会った詐欺師姉妹のウィチタとリトルロックも合流し、
ゾンビがいないという楽園、ロサンゼルスのパシフィックランドを目指す。

これは最高に面白かった。

今まで、いろんなゾンビ映画観てきたけど、これは一番痛快で面白い
ゾンビ映画やった。

まずオープニングのストップモーションの映像。
人間がいろんなシチュエーションでゾンビに襲われているんですが、
この映像がシュールで、ここで観てるこっちのテンションは急上昇。

その後、コロンバスがゾンビと遭遇した時に、その状況に応じたルールが
表示されるんですが、ルール１の『有酸素運動』のとこで、太めの人間が
まずゾンビにやられるというシーンで、まぁそうだなと素直に感心。
確かに今までのゾンビ映画で太っちょが最後まで逃げ切って生存している
映画は記憶にないなぁと。
自分も真っ先にゾンビにやられちゃうメタボタイプだから人事じゃなく、
ダイエットしないと、このままではゾンビから逃げきれないや。

ゾンビ映画なのに、ロードムービーあり、青春ロマンスありと
いろいろと楽しめる要素がいっぱいで、ゾンビ映画なのに、ゾンビが
目立たないなんて。

最後の遊園地でのゾンビとの闘いも面白く、タラハシーがいろんな
遊具に乗って、片っぱしからゾンビを撃っていくさまは、なんか
シュールでおかしかった。
特にジェットコースターに乗ってゾンビシューティングする様は、それで
一つのアトラクションかと思うぐらい。
ここでのウディ・ハレルソンの弾けっぷりは最高。ここ以外でも全編弾け
っぱなしだけど・・・。

それと途中であるコメディ俳優が本人役で出てくるんだが、もう彼の死にっ
ぷりが不謹慎ながらも一番笑ってしまった。
折角ここまで奇抜なアイデアで生き延びてきたのに、彼の職業柄のリップ
サービスが原因で死亡フラグが立ってしまうとは皮肉だけど、最高に
可笑しかった。

クリックして下さった方、ありがとうございます。

Comments

はじめまして。コナといいます。『インセプション』と『ゾンビランド』のＴＢ公開しておきました。このゾンビランドは、最高に面白かったですよね。ぼくも大笑いしました。また、遊びに来ます。

Posted by コナのシネマホリデー at 2010年07月26日 09:45

＞コナのシネマホリデーさん
コメント、TBありがとうございます。
これは今までのゾンビ映画とはまた違って
怖さが全くなかった分、おかしくて面白かった
です。これからも宜しくお願いします。

Posted by はくじ at 2010年07月27日 00:44

これ、案外面白そうですね。
「一番痛快で面白いゾンビ映画」
へぇ〜！！
なんか色々なところの評判も良いようで、気になります。

機会があれば観に行きたいと思います。
（観たい映画が段々溜まってきましたが...）

Posted by west32 at 2010年07月29日 23:25

早速観てきました。
本当に「最高に面白かった」です。

教えて頂きありがとうございました。

Posted by west32＠ゾンビランド at 2010年07月30日 22:49

＞west32さん

コメントありがとうございます。
観に行かれたんですね。
楽しめたようで何よりです。

正直ここまで面白いとは私も思ってなかった
です。

Posted by はくじ at 2010年07月30日 23:03