プレデターズ

1987年のアーノルド・シュワルツェネッガー主演で制作されたＳＦ映画
『シュワルツェネッガー/プレデター』の舞台を地球から未知の惑星に舞台を
変えてリメイクしたＳＦアクション。
地球でさらわれた人間達が未知の惑星で地球外生命体によって狩りの獲物と
してハンティングされる中、人間達が生存をかけて戦いぬく様を描く。
主演は『ダージリン急行』のエイドリアン・ブロディで、共演には、
『アーマード 武装地帯』のローレンス・フィッシュバーンなど。
制作に『シン･シティ』『プラネット・テラー』のロバート・ロドリゲスで、
監督は『モーテル』『アーマード 武装地帯』のニムロッド・アーントル。

気を失っていた傭兵のロイスが意識を取り戻すと、なぜか落下中であり、
パニックになったロイスはなんとか装着されたパラシュートを開こうとし、
すんでのところでパラシュートが開き墜落死を免れる。
落下したところは樹木が鬱蒼としたジャングルで、何が何やらワケが解らない
状態だったが、同じように人間が上空から落下してくる。落ちてきた面々は、
ロシアのスペスナズや、ＲＵＦのメンバー、メキシカンマフィア、死刑囚、
ヤクザなど戦闘や殺しに長けた面々ばかり。
お互い、何でこの場所にいたかも理解できないまま移動していると、やがて
ここは地球ではない未知の惑星で、自分達は謎の地球外生命体に浚われて
彼らの狩りの獲物として、ここに連れて来られたことに気付く。
ロイスらは謎の地球外生命体が自分達をここに連れてきたのであれば、彼らの
宇宙船がどこかにあるだろうと考え、彼らから宙船を奪って、地球に戻ろうと
行動を開始するも、一人、また一人と仲間が彼らによってハンティングされて
いく・・・。

個人的には『プレデター』シリーズや『エイリアン』シリーズはあんまり
好きじゃないので、これも当初はスルーする予定だったのだが、出張先で
ＴＶが選挙特番しか放映してないので、選挙特番見るぐらいなら、
映画でも観に行こうと思い立って、スルー予定の今作を観ることに。

だが、これ面白かった！

始まりがいきなり、ロイスの落下シーン。
そこから次々と人間達が落下してきて、何が何やらわからないうちに
話がトントンと進んでいって、気が付いたら映画に没入してました。

プレデター達もいきなり獲物の人間を殺害するのではなく、彼らの飼犬みたい
な動物達に人間を襲わせて、人間達の行動パターンを観察したりと、
ハンティングを楽しむ一方、人間達は初顔会わせの面々なので、いざという
時はチーム行動が取れずにバラバラになり、そこを狙われて一人また一人と
殺られていくのはお約束とは言えおおいに楽しめた。

個人的に気にいってるシーンが日本人ヤクザのハンゾーとプレデターとの
一騎討ちのシーン。
えげつない強さを誇るプレデータを日本刀を振り回して相討ちするのだが、
そのシーンを結構な尺で撮っていて、登場人物の中でも一番おいしい役どころ
だったんではないだろうか。

ロシアのスペツナズも自分の命と引き換えにプレデターを殺害、ハンゾーも
相討ちでプレデターを殺害。
あれ？一人一殺で確実にプレデターを殺害してる・・・。
プレデターって案外弱い？

クリックして下さった方、ありがとうございます。

Comments

えげつないし、お決まり満載で、お世辞にも高級感はありませんでしたが、あたしも結構楽しめた口です。
期待しないで行くと、楽しめるのかもしれないですね。
へたれ代表みたいなエイドリアンのがんばりと、日本人がおしかったですね。

Posted by sakurai at 2010年07月22日 19:49

＞sakuraiさん
コメントありがとうございます。
プレデターが好きな人は結構、今作は評価
されてない方が多いような感じがしますが、
私的には楽しめました。
今までのプレデターシリーズにあんまり興味なく
余計な知識なしで観られたのが良かったかもしれません。

Posted by はくじ at 2010年07月22日 23:40