リアル鬼ごっこ２

山田悠介の同名ベストセラーを原作に映画化した『リアル鬼ごっこ』の続編。
前作、パラレルワールドでのリアル鬼ごっこから生還した主人公が別の
パラレルワールドに飛ばされて、そこでも鬼に追いかけられることになった
姿を描いたサバイバルアクション。
監督は前作同様、柴田一成で、主人公も前作から引き続き石田卓也が努める。

現実世界で起きる“佐藤”姓の不審死の原因が独裁者が支配するパラレル
ワールドの日本で行われていた佐藤姓を対象にした“リアル鬼ごっこ”という
殺人ゲームであった。ある日、このパラレルワールドに飛ばされた佐藤翼は
このゲームで生き抜き、独裁者を倒したものの、再び別のパラレルワールドに
飛ばされてしまう。そこは鈴木という将軍が支配する日本で、佐藤姓の人間が
多いために鈴木姓が２番に甘んじていることに納得できず、将軍が創り出した
鬼とよばれる生命体に佐藤姓の人間を見つけ次第殺すように命じていた。
翼は、この世界の妹・愛と幼馴染みの洋ら佐藤姓の人間とともにレジスタンス
組織を作り抵抗していた。ある日、いつものように鬼から逃げ回っている時に
突如、翼は現実世界に戻ってしまう。
現実世界に戻れたことを喜ぶ翼だったが、翼と一緒に３体の鬼も現実世界に
飛んできていたのであった。そして再び鬼達は追いかえられることになった
翼は現実世界の愛や洋の行方を探し求める・・・。

前作は、テアトル梅田でほぼ満員の中で観たのだが、今回は敷島シネポップ
で観賞。平日の昼間ということで観客は自分を入れて二人。
今回は人気ないのか、それとも平日の昼間だからなのかわからないが、
ちょっと寂しいな。

それにしても、走るねぇ。

前作同様、石田卓也の走りっぷりが良い。
お前どんだけ走れんねん！
そのスピードと持久力あったら、オリンピックで1500ｍ走とか5000ｍ走とか
10000ｍ走なんか金メダル取れそうや。

でも谷村美月とか大東俊介が今回出ないのはちょっとなぁ。
特に谷村美月じゃないのはがっかり。
そういうわけで個人的には前作の方が好きかな。

あれだけ街中を逃げ惑っていると、他の佐藤姓の人間と連れ違ってもいいと
思うんだが、鬼達は主人公やその仲間の佐藤姓しか標的にせず、他の佐藤姓に
は一切目を向けないのは何故なんだろうか？
たまたまあのシーンでは他の佐藤姓はいなかっただけ？

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