絵が描けず、自暴自棄に陥った画家の男が、さまざまな女性たちと出会い、
人生を再スタートさせていく姿を描く人間ドラマ。
昭和の文豪・堀辰雄の代表作「聖家族」と紀行文「大和路」を原作に、
理想とする家族像や恋愛スタイルと現実のギャップに悩む男の心情を描く。
画家の主人公を、お笑いコンビ、ラーメンズの片桐仁が好演する。
奈良平城遷都1300年記念事業と位置付け、数々の歴史建造物や仏像が
登場する美しい映像も見逃せない。
新作を描くため奈良に滞在中の画家・河野扁理(片桐仁)は、師匠である
九鬼(高野ひろゆき)の死にとらわれて、なかなか描けずにいた。
そんなとき、扁理は九鬼の内縁の妻、細木(堀ちえみ)と娘の絹子
(岩田さゆり)と再会するが、師匠の聖域に足を踏み入れた上に特別な
感情に支配され、ますます絵が描けなくなってしまう。
(シネマトゥディより)
ほんとは仮面ライダーでも観ようかと思っていたのだが、日曜で子供達で
一杯で、その中に混じって観るのはちょっと恥ずかしかったので、
仮面ライダーは回避して、同じシネコンで上映していたコレをチョイス。
原作の「聖家族」はもちろん、紀行文「大和路」も読んでない状態での観賞
でしたが、まぁ、これがつまんないことこの上ない。
こんな酷くてつまんない映画は久しぶり。
まず話の内容が全くもってわかんない。始まってそうそうに老人の亡霊が
出てきて主人公に柿を手渡したり、主人公が何故、絵が描けないのか、
そういう説明のシーンがないので、主人公の心理がまったく分かんない。
さまざまな女性と出会うにしても、奈良で出会った女性は別にいらない。
単に世間話しただけ。
後、びっくりしたのは場所や心情を登場人物の独りごとで説明させること。
映画始まって主人公が出てきて、いきなり『浄瑠璃寺』って呟いたり、
絹子は絹子で、あるシーンで登場してそうそう母親が痩せたことを独りごと
で説明する始末。
それにクラブのシーンではBGMがでか過ぎて、主人公が何をしゃべっているの
か全くわかんない。
全体を通してシーンがぶつ切りで、観ていて、もう眠たくて仕方なかったし、
大和路といいながら、奈良のシーンは序盤のみ。
奈良平城遷都1300年祭事務局および関係者はこれ観た時、どういう感想を
持つんやろうか?

クリックして下さった方、ありがとうございます。
どうやったらこんなつまらない映画をつくれるものなのか。
僕なんかにはまったくわからない、とんでもない「才能」です(笑)
こんばんは。
コメントありがとうございます。
本当につまんない作品でしたね。
なんでこれを観ようとしたんだろうかと
当時の自分を責めたい気持ちで一杯です。