アーサーと魔王マルタザールの逆襲

リュック・ベッソン監督の実写とＣＧアニメを融合したファンタジーアドベ
ンチャー映画『アーサーとミニモイの不思議な国』の続編。
全３部作のうち第２作となる。
身長２ｍｍのミニモイ族の王国の危機を救ったアーサーが、再びミニモイ達
の危機に立ち上がる様を描く。
主演は前作に引き続きフレディ・ハイモア。

アーサーは家族とともに祖父の家に遊びに来ており、そのさなか１０回目の
満月の日を迎える。この日はミニモイの国の扉が開き、再び身長２ｍｍの
ミニモイに変身してミニモイの国へ行き、王女セレニアらと再会することを
心待ちにしていた。しかし、アーサーの父親が祖父の言いざまに腹を立て、
急遽帰ると言いだす。アーサーは帰るのは明日以降にしてほしいと懇願する
も父親は耳を貸さない。帰り支度をしているアーサーのもとに一匹の蜘蛛が
米粒を持ってきて、アーサーに米粒を渡す。米粒には「助けて！」と書かれ
ており、アーサーはミニモイ族に何事かあったと思い、助けに行きたいのだ
が、父親には逆らえず帰宅の途につく。
しかし帰宅途中に立ち寄ったＧＳで、アーサーは追いかけてきた祖父の犬を
身代わりにして、車から抜け出し、祖父の家へと舞い戻る。
そして扉が開く深夜０時を待って、アーサーはミニモイの国へと戻る・・・。

姪っ子、甥っ子がＧＷを利用して家に泊りがけで遊びに来てるんだが、
私と再会すると開口一番、『ミニモイの映画が観たい』ときたもんだから、
今日、朝イチで観に行ったんだが、

いや、これは酷い。

「To be continue」が出てきた時は席からずり落ちそうになったよ。
大人向けの３部作映画ならまだしも、子供向けならいくら３部作でも、
一作一作、一応の決着はつけろよと言いたい。

特に甥っ子は前作のＤＶＤを何回も観るほど好きで今作を楽しみにしてた
のに・・・。

オープニングのくだりは最高でした。
ミニモイ達が夜明けとともに朝露を集めたり、新鮮なフルーツを集めたり
するシーンは、これから始まる冒険やマルタザールの逆襲の前振りだろう
かとこの後の展開にワクワクし、子供達も真剣に見入ってました。

が、実写パートに戻ってからが長い。なかなかアーサーがミニモイの世界
に行かないので、子供たちもダレはじめるし。
全般的に間延びしてて、つまんなかった。

後、IMARUが親の１４光をフル活用したおかげか、声優と映画主題歌の仕事を
ゲットしたが、彼女がどこに出てたのか良く分からなんだ。
映画会社も映画の内容がアレなんで、話題のためにIMARUとかを起用せざるを
得なかったのかなぁと思うと、ちょっと同情してしまう。

前作を観てない人には、この映画を観に行くことはお薦めできません。
前作観てる人にも、お薦めしたくない。DVDで十分ですよ。

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