第17話のあらすじ
西域七部族のアイジョルは于万亭の甘言に乗せられ、清軍との戦が近いの
にも関わらず大事な馬を売ってしまう。しかも他の部族長にも馬を売ること
を勧める始末。ホチントンは大事な馬を売って、その馬が清軍に買われる
ことを恐れて売らないように族長達に進言するが、族長らはアイジョルの
いうままに馬を売ってしまう。これは于万亭が西域七部族の仲をさくための
策であり、アイジョルはまんまと乗せられていたのであった。
その頃、陳家洛ら紅花会は文泰来を救出しようと徐州の街で待ち伏せする
ことに・・・。
第18話のあらすじ
文泰来の行方を追いかけて杭州までやってきた陳家洛ら紅花会の面々。
紅花会杭州支部の馬舵主の必死の捜索にもかかわらず文泰来が監禁されて
いる場所が分からず、駱冰らはやきもきする。
ある日、陳家洛は衛春華と付近を散歩していると、厳重な警備で守られた
貴人が琴を奏でている所に出くわす。
その貴人と詩歌のことで意気投合した陳家洛はその貴人としばしの時間を
過ごすも、自分の本名を明かさずに陸と名乗り、相手も東方耳と偽名を
名乗る。その後、趙半山から官符がやけに厳重だと報告を受けた陳家洛は
夜になるのを待って、趙半山とともに官符に忍び込む。
するとそこには昼間に会った貴人がいたのだが、なんとその貴人は乾隆帝
本人だった。驚きのあまり物音をたててしまった陳家洛は官符から逃走する
が、その際、追いかけてきた白振に乾隆帝を湖上の宴に誘う。
西域では于万亭の思惑どおりに事が進んでいますが、アイジョルが馬鹿
すぎる。ホチントンに想いを寄せてはいるんだろうが、この様子では
ホチントンには歯牙にもかけてもらえないだろうな。
18話にきて、乾隆帝と陳家洛が初めて邂逅するんですが、お互いに相手が
ひとかどの人物であることを認めつつ、微妙に相手の腹をさぐりあうあたり
は見応えありました。
湖上の宴ではひと波乱ありそうな感じで終わったので、この後どうなるのか
続きが気になる。
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