武侠ドラマ『書剣恩仇録』の第15〜16話を観賞。
第15話のあらすじ
黄河が決壊し、多くの被災民が発生する。彼らをなんとか救ってやりたい
紅花会の面々は、西域へ兵糧を送る部隊が黄河の決壊で足止めをくらって
いるのを知り、この輸送部隊を襲撃し、その兵糧で被災民を救いつつ、
西域にいる清軍への兵糧不足を起こしてホチントン達西域部族への援護を
と企む。被災民を扇動し、輸送部隊を襲撃した紅花会は襲撃に成功し、
兵糧を被災民に配る。
そのころ、皇宮の乾隆帝は兵糧を奪われたことに苛立ちつつ、布倩佳との
一時を楽しむが、布倩佳には皇帝は孤独で知己がいないと心境を吐露する。
やがて月氏公主とともに月氏に帰ることになった布倩佳だが、何者かに
よって公主が誘拐される事態が起きる。
第16話のあらすじ
月氏公主の捜索が進展せず、その責任を取らせるために乾隆帝は都の兵権を
握る九門提督を罷免する。後任には乾隆帝の信頼厚い福康安が任命させる。
そして福康安が九門提督に就任するや否や、月氏公主をさらった犯人の潜伏
先が判明し、福康安は御前侍衛の白振とともに公主の救出に向かう。
福康安らは公主を無事に救出できたものの、誘拐犯らは皆殺しにしたために
黒幕の正体は闇の中に。
実は、乾隆帝が自分の側近らを重要な役職に送るために、月氏公主の誘拐を
白振に命じていたのであった。そして白振は救出劇のどさくさに実行犯を
殺害することで真相を闇の中に葬ったのであった。
そういういきさつであったことを露にも疑わない布倩佳は公主救出に尽力
してくれた乾隆帝に厚く礼をのべて月氏へ戻るのであった。
そのころ、西北では于万亭が密かに西域部族から馬を買い占めて、何やら
企むのであった。
今までは、自分の仲間が捕まったので、救出するために行動してましたが、
第15話でやっと紅花会は民のために行動を起こします。
徐天宏の策が見事にはまって、官の食糧や金銀を被災民に分け与えると同時
に西域にいる清軍への兵糧を断つことに成功するんですが、これは普通の人
でも思いつくような策で、武諸葛こと徐天宏以外にこの策が思いつかない
紅花会の面々の今後が心配だ。
一方の乾隆帝も皇太后や親王や老臣の手前、なかなか独自性が発揮できない
んですが、ここにきていろいろと策を弄して自分の権力強化に励みだして
きて、17話以降での乾隆帝と紅花会の激突がどうなっていくのか楽しみな
ところ。
第17〜18話へ
クリックして下さった方、ありがとうございます。