

武侠ドラマ『書剣恩仇録』の第9〜10話を観賞。
第9話のあらすじ
清朝の役人が迫ってくることを知った文泰来ら一行は、身を隠すために
鉄胆荘の周仲英を頼っていく。しかし鉄胆荘に着いたが主の周仲英は留守で
執事の態度が気に入らなくて退去しようとする。そこへ周仲英の弟子の孟健雄
が戻ってきて一行を歓待する。
その頃、文泰来らの危機を紅花会の面々に知らせようと西域へやってきた
陸菲青は陳家洛ら紅花会の面々と会うことができ、文泰来の危機を知らせる。
早く文泰来らを救いに行かないといけないのだが、陳家洛は自分が若輩者だと
いうことで総舵主の就任を渋る。
しかし、紅花会の幹部や陸菲青の説得で陳家洛は承諾し、紅花会2代目総舵主
に就任する。
一方、鉄胆荘に文泰来らが訪れたことを張召重らが知り、役人らを引き連れて
鉄胆荘に乗り込み、文泰来らの捜索を始める。
第10話のあらすじ
鉄胆荘に乗り込んできた張召重らは、周仲英の息子・英傑を挑発し、
文泰来らの隠し場所を聞き出し、文泰来の捕獲に成功する。
駱冰と余魚同はからくも逃れることに成功するが、駱冰も怪我をしており、
意識が朦朧としていた。意識が朦朧としている駱冰に想いを寄せる余魚同は
思わず口づけしそうになるが、意識が戻った駱冰に拒否され問い詰められる。
一方、鉄胆荘には童兆和と役人が鉄胆荘に戻ってきていた周仲英に朝廷に
文泰来を匿ったことを秘密にしておいて欲しければ金を寄こせと脅迫する。
童兆和の脅迫を一顧だにしない周仲英だが、そこに乗り込んできた駱冰に
役人と結託していると誤解され攻撃を受ける。そこへ陳家洛ら紅花会一行が
到着する。
9話、10話は鉄胆荘が舞台。
文泰来らが鉄胆荘を訪れて、そこへ張召重ら清朝の役人が乗り込んできて、
文泰来らとの捕りものがあり、文泰来は自らを犠牲にして駱冰らを逃がす。
駱冰らは鉄胆荘が文泰来を朝廷に売ったと勘違いし、文泰来らを救いに
来た紅花会の面々とともに文泰来を売った落としまえをつけに行くが、
真相を知って仲直りして、文泰来を一緒に救いにいくという話。
まぁ、金庸作品には多い一方的な勘違いで相手を敵と認識するお馴染みの
パターンですが、今回のエピソードに関してはあっというまに真相が
分かって和解。
しかし、あんな挑発でホイホイ居場所をゲロってしまう英傑は頂けない。
それにしても江湖での義理から結果として息子に手をかけないといけない
なんて凄い世界だ。
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