
第5話のあらすじ
北京よりはるか西方にある西域でホチントンの父親が部族長を務める部族の
集落に追風七騎が襲いかかり、西域七部族が同盟の誓いを記した同盟書を
盗んでいく。この事件によりホチントンの父親・ムジョルンは他部族からの
信頼を失いかねない事態に陥り、他部族の追及によって3カ月以内に取り
戻すことを約束する。
ムジョルンとホチントンの必死の捜索にもかかわらず追風七騎の行方は
つかめずに焦りだけがつのる。
その頃、于万亭は西北大将軍・兆恵の弱みを握り、兆恵を意のままに操る
ことに成功する。そして兆恵に命じて配下の弘安をムジョルンの部族へ
使いに出させて、その帰路に弘安を西域部族の仕業に見せて殺害する。
弘安は清朝の鄭親王の息子であり、弘安の死を知った鄭親王は乾隆帝に西域
への出兵を願い出て、さらに皇太后にも働きかける。
乾隆帝は軍費がかかることに出兵は渋るが皇太后や親王の圧力に出兵は
避けられない事態になる。
于万亭は西域部族と清朝の間に軍事衝突を引き起こし、清朝打倒の引き金に
しようと企んでいるのであった。
第6話のあらすじ
于万亭と衛春華は陳夫人のもとへ赴き、皇宮に行って乾隆帝に会い実の親子の
再会を果たそうと迫る。
実は乾隆帝は陳世棺と陳夫人の子で、同じころ雍正帝と皇后との間に女子が
生まれ、女子と乾隆帝は取り換えられたのであった。
しかし陳夫人は于万亭の圧力に屈せず、秘密を抱えたまま縊死する。
陳夫人に死なれた于万亭は皇宮にいる乾隆帝の乳母の元へ忍び込み、乳母から
その事実を証拠として聞き出そうとするが、乳母はボケたふりして于万亭に
何も話さない。
証拠を手に入れられなかった于万亭は文泰来をお供に乾隆帝に会いにいき、
乾隆帝が漢人であることを告げ、そのことを天下に公表されたくなければ、
豚と改名された不名誉を回復し、大将軍として兵馬の権を握らせろと迫る。
しかし乾隆帝は証拠をその目で見ないことには信じられないと言って拒否
する。于万亭は必ず証拠を見つけて現れると言って乾隆帝の前から去る。
やがて于万亭は少林寺にその証拠があるという情報を掴み、文泰来とともに
少林寺へ忍び込む。
原作では、紅花会の面々は好漢ばっかで、裏のない人間というイメージを
持ってましたが、このドラマでは、紅花会のメンバーでありながら、于万亭
の側近でもある衛春華、常赫志、常伯志がかなり腹黒い。
このキャラクター設定で、陳家洛が2代目総舵主になった際、素直に陳家洛
の言うこと聞くのかが心配。
後、原作では文泰来はすでに乾隆帝の出生の秘密を知ったために役人から
狙われて捕まってましたが、なるほど、于万亭とともに出生の秘密の証拠
探しを于万亭とともに行ったためにその秘密を知ることになったのか。
少林寺での于万亭と文泰来と侵入者で彼らを迎え撃つ大師たちとの攻防は
なかなかに見物で素晴らしかった。
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