2010年04月03日

誘拐ラプソディー

誘拐ラプソディー.jpg

萩原浩の同名小説を『特命係長 只野仁』の高橋克典を主演に映画化した
クライムロードムービー。
人生どん詰まりで進退窮まった主人公がひょんなことから知り合った子供を
誘拐するが、子供の父親がヤクザであることを知り、逆に追われることに
なった様を描く。
共演は、子供の父親に哀川翔、子供の母親にYOU、主人公の行方を追う刑事を
船越英一郎が努める。

運に見放され、何をやっても上手くいかず、借金も抱えて人生どん底状態で
人生に疲れた前科者の伊達秀吉。とうとう自殺を決意するものの、失敗して
死にきれない。そんな時、伊達の車に勝手に乗り込んでいた少年・伝助を
見つける。家出したきたと言う伝助を帰れと邪険に扱う伊達だったが、
伝助の家がでかい屋敷と知り、伝助を誘拐してその身代金で人生をやりなお
そうと咄嗟に考え、伝助を誘拐することに。
伝助の家に電話をして、誘拐したことを告げ、身代金を要求し、
何とか身代金を手にした伊達だったが、強面の男達に追いかけられることに。
何が何やら分からぬまま逃げ出した伊達だったが、やがて伝助の口から、
父親がヤクザの組長であることを知る。
大いに慌てる伊達だったが、時すでに遅く、多くのヤクザたちが伊達の
行方を追いかけており、伊達は伝助とともにあてのない逃避行を始める。

結構楽しめる内容の映画でした。

原作は未読でしたが、分かりやすい内容で気軽に気楽に楽しめる映画でした。
子役の子の演技も良かったですし。

エンドロールを観ていると、あるヤクザの役で監督が出ているのを知って、
結構重要な役で出ていたので、この監督は出たがりなんだろうかと、この時は
何気なく思っていたんですが、後でこのヤクザの役は女優矢田亜希子の元夫で
現在、麻薬及び向精神薬取締法違反や保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された
押尾学が演じていたそうです。

ですが、上記の容疑で逮捕されてしまったために、お蔵入りするところが、
逮捕された押尾が出ているシーンに絡んでいるキャスト30人くらいの
スケジュールが1日だけ空いていて、その1日で監督が代行して、押尾が
出ていたシーンを撮り直したそうです。
監督はじめ、キャストやスタッフ、関係者の頑張りでこの映画が公開に
漕ぎつけたことに、頭がさがる思いです。ほんとに御苦労様です。

一方、押尾は、自分のために多くの人々が迷惑が掛かっていることを
分かっているのだろうか?
ニュースなどで聞く彼の態度からは、とてもそんなとこまで思い至って
ないんだろうな。


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posted by はくじ at 19:05| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(14) | 映画(日本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あっ。これが例の押尾がらみの映画でしたか!?
だから、公開が延びたんだ!
しかし、監督、巧かったですね。
なりきっていました。
Posted by えい at 2010年04月05日 22:46
>えいさん
コメントありがとうございます。
私も押尾の責でお蔵入りするかもしれない映画
があるっていうのは聞いていたんですが、
この映画だったとは知りませんでした。

映画観終わった後で知ったんですが、監督は
押尾の不祥事にもかかわらず良い演技して
ましたね。
むしろ押尾が出てない方が良い結果が
出てるんじゃないでしょうかね。
Posted by はくじ at 2010年04月07日 00:50
ですよね。
甘い男ですね。ドンだけ回りに迷惑をかけてるのか!ということを、ぜひ痛感していただきたい。
でも、この監督の渾身の代役の方がよかったのでは!と、想像します。
子役の子、うまかったですね。
何気に船越さんの子になってたテっチャンも味があった。
Posted by sakurai at 2010年05月26日 10:29
>sakuraiさん
コメントありがとうございます。

結果、監督が演じた方が素晴らしいかったですね。あの男がそのまま出演していたら、下手糞な演技でこの映画の質を落としていたかもしれませんし。監督はじめ出演者一同、この事件で一層絆が深まって、今後の作品作りに生かせればいいですね。
Posted by はくじ at 2010年05月26日 23:32
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