THE 4TH KIND フォース・カインド

失踪事件が多発しているアメリカのアラスカ州ノームの町を舞台に、
原因不明の現象の究明に迫った女性心理学者が体験したエピソードを当時
撮影された記録映像とその再現映像で描くサスペンス映画。
主演は『バイオハザード』シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチ。

アメリカのアラスカ州ノーム。失踪事件が多発しているこの町で暮らす
心理学者のタイラー博士は、不眠症で苦しむ住民たちのカウンセリングに
当たっていた。患者たちがそろってフクロウに見られているという同じ証言を
することに何かあると感じたタイラー博士は、ある患者に催眠療法を行い、
不眠症の原因を探ることにする。催眠療法でその患者は急に何かに驚いて、
興奮する。タイラー博士は慌てて催眠療法を中止するが、その患者はその日の
夜に、家族を射殺してタイラー博士に謎の言葉を残して自殺してしまう。

以降ネタばれあり

９月に『カムイ外伝』を観て以来、久し振りにアポロシネマ８にて観賞。
初日の１８時台の上映で、客は１０〜１５人程度。
天王寺という地理的な関係もあるのか、初日にしてはちょっと寂しいかぎり。

記録映像と再現映像を交互に見せたり、画面分割して同時に見せたりと、
この見せ方はなかなかに面白い手法だと思います。

映画のノリはＸファイル的なものよりかは、日本の「あなたの知らない世界」
とか木曜スペシャルのＵＦＯ特番とか「アンビリバボー」的な感じでした。

最初はもう退屈で最初の患者が自殺するあたりまで、猛烈な眠気に襲われて
首がかっくんかっくんとなってしまいましたが、患者の自殺事件あたりから
これはどうなるんだろうかとワクワクしだしたんですけど、途中でＵＦＯ・
宇宙人ものってのがわかってくると、私のテンションは急激にダウン。
超常現象的なもんとかホラー的な映画だと思っていたので、宇宙人ものと
解ってしまってがっかりきました。

記録映像はうまく作ってますね。結構怖く作ってあってなかなか良いです。
あとインタビューを受けている本物(?)のタイラー博士の顔が結構怖いです。
あの顔を夜中に暗闇からヌっと出てきたら、私なら間違いなくちびります。

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Posted by 日本インターネット映画大賞 at 2009年12月20日 15:12