南極料理人

南極観測隊に料理人として参加してドームふじ基地で越冬した西村淳の
エッセー「面白南極料理人」を映画化。
家族や恋人と離れ、ペンギンもアザラシもウイルスさえもいない過酷な環境の
下で共同生活を営む８人の男たちの人間模様を描く。
主演は堺雅人で共演に生瀬勝久、豊原功補など。

1997年南極。沿岸部の昭和基地から約1,000キロ離れた内陸の山の上に建つ
南極ドームふじ基地は、ペンギン・アザラシはおろかウイルスさえも生存
できない極寒の地にあり、ここで８人の南極観測隊員たちが約１年間の共同
生活を送ることに。
気象庁や極地研究所、大学院から派遣された隊長をはじめとする研究員、
通信社から派遣された通信担当に、自動車メーカーから派遣された車輛担当、
北海道の市立病院から派遣された医療担当、そして海上保安庁から派遣され
た料理担当の西村。

西村は同僚の鈴木が派遣される予定だったが交通事故に遭い、やむなく
西村が行くことに。
西村は、日本に残してきた妻子のことが気になるが、極寒の地ゆえ食材に
制限があるものの、隊員たちのためによりをかけて料理を作っていく。
しかし、長いて過酷な環境での生活のため、隊員たちの疲労とストレスは
次第にたまっていく。

面白かったです。とても楽しめました。

最後まで笑いっぱなしでした。
特に事件などは起こらないのですが、何気ない日常の中で何気ないことが
おかしくて面白い。
生瀬勝久や豊原功補やきたろうらのしぐさやセリフがおかしくて、
思ってた以上に楽しい映画でした。

ああいう所にいると、日本ではスルーしてしまう節分や誕生日は一大
イベントになるんですね。やることのない時間を潰すためには日本に
いたころは一顧だにしなかったイベントも待ち遠しいものになるんですね。

伊勢海老の海老フライの件と、野外でローストビーフを作る件なんて
おかしくて最高。
兄やんがＫＤＤ清水さんに告白する部分もおかしかったです。
ラストで兄やんとＫＤＤ清水さんが出会うシーンがあったんですが、
あの後、二人はどうなったのか凄く気になります。

これは結構お勧めな映画です。
 

Comments

これってちょっときになっている映画です。
出ている人のキャラが強烈ですので！！

> これは結構お勧めな映画です。
そうですか！！！観に行きたくなりました。

海老フライとローストビーフ、期待して観に行こうと思います。
ありがとうございました。

Posted by west32 at 2009年08月23日 12:32

＞west32さん
コメントありがとうございます。
出ている人達の何気ない仕草やセリフが
おかしくて、私はおおいにはまりました。

是非スクリーンで観賞してください。
お薦めです。

Posted by はくじ at 2009年08月23日 17:52

おじゃまします。
今日、観てきました。
観終わって、何かが食べたくなる映画でした。
面白かったし、なんか、人間っていいなぁ〜〜って思えましたから。
そう、何もない閉ざされた空間では、ビデオや電話、そして行事が本当に大切なんですね。
働くお父さんは大変だ！と感じる映画でもありました。
良かったです。

Posted by mariyon at 2009年08月24日 17:20

＞mariyonさん
コメントありがとうございます。
ここまで面白い映画だとは思いませんでした。
でも見てる以上に現地での滞在はきつそうですね。

Posted by はくじ at 2009年08月25日 00:19

セリフは台本ですが、表情や仕草は、ほぼ役者さんまかせだったようで、
役者さんのすごさもわかる作品ですね。

Posted by まりっぺ at 2009年08月27日 22:14

＞まりっぺさん
コメントありがとうございます。
みなさん、いい表情してましたね。
ラストのきたろうの言い間違いもセリフで
なくて、本当に言い間違えたみたいですね。

Posted by はくじ at 2009年08月30日 17:48

頂いてきました！
エビフライとローストビーフ
あのエビフライは美味しいとはいえないかもしれないけどトライしてみたいですね。

PS　トラバありがとうございました。

Posted by west32@南極料理人 at 2009年08月30日 22:36

＞west32さん
コメントありがとうございます。
あの海老フライは２〜３口で飽きてしまうかも。
とりとめてなんら大きな事件はないお話ですが、
観ていてなんかいい映画でしたね。

Posted by はくじ at 2009年08月31日 23:03

はくじさん、こんにちは。
トラックバックありがとうございます！

電話代が1分で740円もしたり、ごみは帰国して処理するなど、驚くことが多かったですよね。
自分のブログにも書きましたが、シリアスな役が多い境雅人もこういう役があっても良いかなって思いましたね。

時間の空いたときなどに僕のブログにも遊びに来てください！！

Posted by ミスターシネマ at 2009年09月04日 09:30

＞ミスターシネマさん
コメントありがとうございます。
そうでしたね。電話代がすごいですよね。
あそこからKDDの清水さんと会う約束まで
してしまう兄やんの情熱は見習わないと。

Posted by はくじ at 2009年09月06日 01:16

私も隊長と同じで、体がラーメンで出来てるので、あんな状態になったら、どうなるんだろう？？
おにぎりと、ラーメンみたいな、ごく普通のものが、ものすごくおいしそうでした。
芸達者な中で、高良君もがんばってましたよね。
今年、彼を多く見たなあ。

Posted by sakurai at 2009年10月13日 08:34

＞sakuraiさん
南極のような僻地だとラーメンとかごくありふれたもののありがたさが身にしみてわかるんでしょうね。
一週間ぐらいなら楽しいかもしれませんがそれ以上だと辛いですね。それが一年近くもあるってのはある意味拷問です。ココイチのカレーが好きな自分は、一年間ココイチカレーが食えないってのは耐えられないです。

Posted by はくじ at 2009年10月14日 23:15