フェルメール『レースを編む女』はじめルーヴル至高のコレクション71点が
集結。
「黄金の世紀」として美術史に刻まれる17世紀ヨーロッパ。
レンブラント、フェルメール、ベラスケス、プッサン、ルーベンス、
ラ・トゥール・・・時代を彩ったキラ星のごとき画家たち。
大航海時代は冒険から貿易の時代へと移り、万有引力を発見したニュートンら
により科学技術革命は進みます。
裕福な市民階級が台頭し、また聖人信仰もかつてなく高まりました。
その一方で貧困と飢餓といった影の部分など、社会の姿は実に多様な広がりを
見せます。画家たちもみずから動きはじめて、目撃した社会と人々の真実の姿
を表すようになりました。
本展はルーヴル美術館が誇るコレクション71点(うち日本初公開およそ60点)に
よって、当時のヨーロッパの姿を「歴史」の視点から浮かび上がらせようとす
る試みです。日本文化のふるさとで見つける新たなルーヴル、あなただけの
ルーヴル展をぜひとも「京都」でご覧ください。
(ルーヴル美術館展のチラシより抜粋)
京都市美術館にて6月30日(木)から9月27日(日)の期間でルーヴル美術館展が
開催されており、行ってきました。
事前に公式HPで土日は混んで入場制限かかるとあったので、平日の朝一で
行こうと思ったんですが、寝坊してしまい美術館に着いたときは9時30分。
入場制限はなく、意外に空いてるかと思いきや、そこそこ混んでる。
平日の午前でこれだと、土日の混みようは想像以上なんだろうな。
じっくりと静かな環境の中で鑑賞したかったけど仕方ないか。
西洋絵画には疎いので、音声ガイドをレンタル。
ガイドの音声は俳優の中尾彬で、これがなかなか良い声で対象の絵画の
見どころや説明をしてくれて、これはレンタルして正解でした。
西洋絵画に疎い私でも知ってるルーベンスやレンブラントといった画家の
絵画を生で観ることができたのは本当に良かったです。
それ以外の画家の絵画も素晴らしくて、よくここまで細かく描き込んで
いるなぁと感心しきりでした。
特にラ・トゥールの『大工ヨセフ』、シモン・ヴーエの『エスランの聖母』
が印象に残りました。この2つは特に魅入ってしまいました。