2009年07月19日

ケドマ 戦禍の起源

ケドマ.jpg
 

アモス・ギタイ監督が2002年にイスラエル誕生の起源を描いた
イタリア・フランス・イスラエル映画。

1948年5月、今まさにイスラエルが建国されようとしているパレスチナに
向かう移民船「ケドマ」号。ヘブライ語で「起源」を意味する名の船を埋め
尽くすユダヤ人たちはホロコーストの悪夢の記憶を振り切って祖先たちの
土地で新しい人生を始めようと思っているのだが、それはその土地を故郷と
するアラブ人たちが追い出されることを意味していた。
中東紛争の原点となった1948年の戦争を徹底して名もない個人たちの視点で
見ることから、虐げられた者たちが生存のために他者を虐げることになる
二重の悲劇を浮かび上がらせ、国家・民族・歴史の意味を問い直す巨匠ギタイ
渾身の1本。(シネ・ヌーヴォのHPより)

シネ・ヌーヴォで7/18〜31の期間で『アモス・ギタイ監督 日本未公開2作品
上映+1』ということで、『フリーゾーン 明日が見える場所』に引き続き
観賞。

ヨーロッパでのホローコーストを生き抜いたユダヤ人達が祖先の土地での
新たな生活に希望を抱いてパレスチナの地に上陸するものの、この地での
資源を手放したくなりイギリスは軍を使って上陸したユダヤ人を迫害する。
イギリス軍の襲撃を逃れた彼らは今度は銃を手、アラブ人の村を襲い
アラブ人を追い出す。だけどアラブ人も追い出されないように反撃し、
双方に多くの死者を出すというなかなかに重いテーマの映画でした。

ラストの主人公の長セリフがとても印象的でした。
posted by はくじ at 23:18| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ヨーロッパ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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