雲南平西王・呉三桂の息子・呉応熊に嫁ぐことになった建寧公主を雲南まで
護送することになった韋小宝。雲南では清朝に対して叛旗を企んでいる
呉三桂に韋小宝は命を狙われるが、師父・九難の助けと韋小宝の機転で
切り抜け、無事に北京にまで戻ってくるが、今度は康煕帝から神龍教の本拠で
ある神龍島の攻略を命じられる。
今回は、呉三桂に李自成、アダム・シャール、フェルビーストと史実の人物
がたくさん登場し、舞台も中国からロシア・モスクワと広大な範囲に渡り
ますが、面白くてあっという間に読了。
あいかわらず阿珂の性格がうざいんだが、何故か韋小宝は彼女にべた惚れ。
その彼女のために危ない目にあったりする韋小宝だが、毎回なんとか危機を
逃れることができるのはお約束。
今回は、神龍教の幹部という身分を手に入れていた韋小宝だが、康煕帝の
命で神龍島を攻撃することになり、はっきりと神龍教の敵となるんだが、
神龍教の教主が韋小宝に今後どう反撃していくのか、次巻以降楽しみ。
『鹿鼎記@ 少年康煕帝』
http://bsorion-darada.seesaa.net/article/111925385.html
『鹿鼎記A 天地会の風雲児』
http://bsorion-darada.seesaa.net/article/112623232.html
『鹿鼎記B 五台山の邂逅』
http://bsorion-darada.seesaa.net/article/114645243.html
『鹿鼎記C 二人の皇太后』
http://bsorion-darada.seesaa.net/article/117464655.html
『鹿鼎記D 経典争奪』
http://bsorion-darada.seesaa.net/article/117464993.html
『鹿鼎記F 故郷再び』
http://bsorion-darada.seesaa.net/article/123104252.html
『鹿鼎記G 栄光の彼方』
http://bsorion-darada.seesaa.net/article/123221757.html
ラベル:金庸