バビロン A.D.

特殊能力を持つ少女を目的地まで運ぶ依頼を受けた男が、降りかかる危機を
乗り越えながら陰謀に立ち向かう様を描くＳＦアクション。

度重なる戦争で荒廃した近未来の地球、傭兵トーロップはマフィアのボス・
ゴルスキーからある少女をモンゴルの修道院からアメリカのニューヨークに
６日間で運ぶ仕事を、祖国アメリカに戻れることを報酬に受ける。
早速、モンゴルの修道院からその少女・オーロラと付添のシスターと共に
移動を始める。
旅先で謎の集団に襲われたりしながらもニューヨークに着くことができた
トーロップ達だったが、この任務には裏があった。

もの凄くつまんないです。

モンゴルからニューヨークまでの１万キロをオーロラという少女を運ぶん
ですが、この部分があっさりしてて、特に盛り上がりもないんです。
謎の集団がオーロラを拉致しようとするんだけど、拉致った後あっさり解放。
しかも謎の集団が妨害するのはその一回こっきり、あとはテロリストの駅
爆破の現場に巻き込まれたり、密入国しようとして監視用の無人戦闘機に
襲われたりするぐらい。あれ、案外すんなり移動できてる？
別にトーロップに依頼せんでも、マフィアのゴルスキーが自分の組織力で
運べば済む問題じゃないの？

後、ラストが中途半端。なんか途中でフィルムをカットしたかのように
ラストカットへ。あれ、あの団体はあれだけでオーロラのことを諦めたの？
すっごい尻すぼみな映画でした。

クリックして下さった方、ありがとうございます。

Comments

えっ、これで終わり？
大方の正直な感想だと思います。
各シーンの映像は面白いですが、
つながりに乏しく最後まで中途半端。

伝聞によれば、
予算オーバーで監督降板（解任？）
むりくり編集して公開、
だったらしいです。

Posted by KGR at 2009年05月10日 11:58

＞KGRさん
コメントありがとうございます。

>>予算オーバーで監督降板（解任？）
>>むりくり編集して公開

なんとマジですか？
だったらあのグダグダな中身は納得できるものの、
そんな中途半端なもんは金とって見せるもん
じゃないですね。

Posted by はくじ at 2009年05月10日 17:30

まったくもって同感。
あれはお金取っちゃいかんです。要は未完成のまま出しちゃったようなもんですから。
というよりせっかくの作品がもったいないです。世界観や設定、各種ギミックやガジェットはいいもの持ってましたから、しっかり作ったらもしかしたら大作になったと思うのです。

Posted by KLY at 2009年05月10日 23:10

＞KLYさん
コメントありがとうございます。
そうですよね。未完成品ですよね。
作った製作会社もアレですが、これを
買い付けた日本の配給会社はどういう
つもりで買い付けたんですかね。
客入ると本気で思って買い付けたのか疑問です。

世界観や設定は味付け次第で面白くできる要素は
大きいですよね。もったいないですね。

Posted by はくじ at 2009年05月11日 23:06