白衣の尼僧に拉致された韋小宝だが、阿珂がこの尼僧の弟子だと知って
大喜びする。韋小宝は尼僧に取り入り、二人と道中を共にすることになり
有頂天に。しかしそこへ台湾延平郡王の次男である鄭克爽が供の者達を
ひきつれてやってくる。鄭克爽に想いを寄せている阿珂は大喜びするが、
その様子を見た韋小宝は鄭克爽に対し嫉妬の炎を燃えたぎらせる。
今回も面白くってあっという間に読み終えました。
特に嫉妬にかられた韋小宝が道中のトラブルに対し、機転を生かして、
鄭克爽に災難を押し付けるさまが読んでて面白かったが、この阿珂って
かなり自分勝手であんまり魅力を感じないんだが。
鄭克爽も道中、韋小宝の機転で散々災難に遭わされ、へたれなとこを
露呈するんだが、阿珂はそれでも好意を寄せている。
一方、阿珂にさんざん尽くしても、鄭克爽のために死んでくれって阿珂に
懇願される韋小宝だが、それでも阿珂にはメロメロ。
お互い目を覚ませって言いたくなるんだが、この関係がどう変わっていく
のか楽しみ。
『鹿鼎記@ 少年康煕帝』
http://bsorion-darada.seesaa.net/article/111925385.html
『鹿鼎記A 天地会の風雲児』
http://bsorion-darada.seesaa.net/article/112623232.html
『鹿鼎記B 五台山の邂逅』
http://bsorion-darada.seesaa.net/article/114645243.html
『鹿鼎記C 二人の皇太后』
http://bsorion-darada.seesaa.net/article/117464655.html
『鹿鼎記E クレムリンの女帝』
http://bsorion-darada.seesaa.net/article/120518338.html
『鹿鼎記F 故郷再び』
http://bsorion-darada.seesaa.net/article/123104252.html
『鹿鼎記G 栄光の彼方』
http://bsorion-darada.seesaa.net/article/123221757.html
ラベル:金庸