フィッシュストーリー

『アヒルと鴨のコインロッカー』に続いて、伊坂幸太郎の原作を中村義洋
監督が映画化。
1970年代、全く売れなかったパンクバンドの１つの曲がいろんな人物が
交錯し、めぐりに巡った結果、地球滅亡の危機を救うという奇想天外な
時空を超えたストーリーを鮮やかに描く。

2012年、地球に彗星が衝突するまであと５時間と迫った中、いつもと変わらぬ
様子で営業しているレコード店。その店の店長がかけた一曲の曲。
それは1975年に全く売れなかったパンクバンドが出した最後のアルバムに
収録されていた『FISHSTORY』だった。

原作は読んでないですが、伊坂幸太郎の作品が好きな自分としては観て
おかないという想いで観にいきました。
前作の『アヒルと鴨のコインロッカー』がとても良かったので、今回も結構
期待してました。
これは期待を裏切らない面白さでした。
４つの時代が１つの曲によって連綿とつながり、最後の最後、地球滅亡を
防ぐといく奇想天外なストーリーは面白かったです。

濱田岳が前作の『アヒルと〜』と同じようにいい味だしてます。
前作よりかは出番すくないですが、それでもしっかりいい仕事してます。
今後も伊坂作品を映画化する際は、濱田岳には何らかの役で出て欲しい。

個人的には前作の『アヒルと〜』の方が好きだけど、これも良い映画でした。
５月には伊坂幸太郎原作の『重力ピエロ』が公開されますが、こっちも
今からすごく期待してます。

Comments

TB、有難うございました♪
これで益々、井坂作品＋中村監督の組み合わせが好きになりました！
「アヒ鴨」のインパクトの強い作品には敵わないものの、
こちらも底に流れる可笑しなロマンが好きでした♪

Posted by kira at 2009年04月02日 01:16

＞kiraさん
コメントありがとうございます。
『アヒルと〜』には敵わないですが、
音楽はとても良かったです。
『FISHSTORY』の曲が良かったですし、あの曲を
一発レコーディングするシーンも最高でした。

Posted by はくじ at 2009年04月03日 11:31

TBありがとうございます。
本文もうちょっと書き換えるかもなんで、
TB返信はもうちょっとお待ちください＾＾；

伊坂さんのファンですか。
私は数は読んでますがちょっとニガテでして･･･
でもこの映画はとても面白かったです。
この勢いで「ラッシュライフ」と「グラスホッパー」を
中村義洋監督にとって欲しかったです。

来週いよいよ「重力ピエロ」公開。
あの作品が一体どーなっているのか、ちょっと楽しみです。

Posted by あるきりおん at 2009年05月16日 12:40

＞あるきりおんさん
TB、コメントありがとうございます。
伊坂さんの書籍は読みやすいのと、独特の
セリフ回しが好きで結構よんでます。

『重力ピエロ』いよいよですね。
予告編見てるとワクワクしてきます。

Posted by はくじ at 2009年05月17日 22:35

これは見る順番がまずかった。
てか、当地に来た順番で見たのですが、「重力ピエロ」がよすぎたもんで、こっちがいまいちに感じてしまいました。
本が短編なんで、膨らませすぎて、ちょっと冗長に感じちゃった。
最後になぞるのも、いらなかったです・・・。
音楽は最高でした。イメージどおり。

Posted by sakuraｉ at 2009年06月03日 12:44

＞sakuraiさん
コメントありがとうございます。
『重力ピエロ』の後だと、どうしてもこれは
勝てないですね。
『重力ピエロ』前なら面白かったと思いますよ。

これの原作読みたいんですが、文庫では
出てないみたいです。
文庫で出たら即購入するつもりなんですが。

Posted by はくじ at 2009年06月05日 00:26