エグザイル／絆

香港映画界を代表するジョニー・トー監督が裏社会に生きる男たちの友情を
描いたノワールアクション。
マフィアのボスから逃げる男とその男を殺す男達と逃げる男を助けようとする
男たちの運命を描く。

中国返還間近のマカオにあるとある一軒家。そこには夫の帰りを待つ妻と
乳飲み子がいた。この家にタイとキャットと名乗る男たちが夫を訪ねてくる。
留守だと知った二人は家の隣の広場で夫の帰りを待つ。そこへブレイズと
ファットと名乗る二人がこの家に夫を訪ねてくる。この家の夫はウーといい
マフィアのボスのフェイを銃撃して逃亡しているのであった。ブレイズと
ファットはフェイの命令でウーを殺害しに、タイとキャットはその二人から
ウーを守るために訪ねてきたのであった。敵味方に分かれた４人とウーは
裏社会に身を投じた時期も同じで深い絆で結ばれていた親友だった。
緊張が走る４人のもとへウーが戻ってくる。

やっと関西で公開です。待ち遠しかった。だから早速観に行きました。
いやもう渋い。渋すぎる５人の男たち。観に行って良かった。最高です。
観終わったあとも、映画の世界観に引き込まれていたせいか、しばらく余韻に
浸ってしまいました。

アンソニー・ウォンが相変わらず渋いなぁ。
『雪山飛狐』での胡一刀も渋かったですが、今作ではまた違った渋さがあって
素晴らしかった。

３月にはジョニー・トーがプロデュースする『天使の眼、野獣の街』が公開
されるので、こちらも楽しみにしてます。

Comments

こちらにも、ありがとうございます。

ジョニー・トーの描く男どもはいいですね。
「ザ・ミッション」からはまってます。
適度な笑いもあって、それが更に渋いシーンを際立たせているような。

ようやく公開だったんですか？
「天使の眼　野獣の街」は今月末公開なので、
多分お先ですね。

http://cinechan.at.webry.info/200901/article_8.html

Posted by ＣＩＮＥＣＨＡＮ at 2009年01月20日 01:04

＞CINECHANさん
コメントどうもです。
シナリオ的にはありきたりですが、それでも
渋いと感じさせるジョニー・トーの描く男達は
観ていて惚れぼれします。

Posted by はくじ at 2009年01月20日 22:57

早速見てこられましたか！
最高評価もなんだか嬉しいです
渋いとかカッコイイとか、単純な台詞しか
出てこないですね〜
アンソニー渋すぎです
胡一刀のいない『雪山飛狐』は悲惨な事になってますが
一応最後まで見届ける気ではいます・・・

Posted by くまんちゅう at 2009年01月21日 00:47

ラストは何とも切なかったですが、彼等の絆にはグッとくるものがありました。
写真を撮るシーンが印象的です。

Posted by michi at 2009年01月21日 08:58

＞くまんちゅうさん
コメントありがとうございます。
ほんとに渋い映画ですよね。
邦画でもこういう渋い映画を作ってほしいんですが・・・。
『雪山飛狐』の次は『鹿鼎記』が２月から放送開始らしいです。これも楽しみです。

＞michiさん
コメントありがとうございます。
ウーの家での記念写真をとるシーンも印象的でしたが、ラストのホテルでの４人がふざけて写真を撮るシーンも印象的でしたよね。この後の自分たちの行末がわかってるだけにぐっときます。

Posted by はくじ at 2009年01月21日 23:41

こんばんは＾＾
いつもＴＢありがとうございます。
本文と関係の無いコメントで大変恐縮なのですが、この度私のブログでお奨めブログ集を公開しました。こちらにもリンクを張らせて頂いたのですが、もしご都合が悪いようでしたらご連絡くださいませ。
今後ともよろしくお願いします＾＾／

Posted by KLY at 2009年01月23日 01:57

＞KLYさん
コメントありがとうございます。
リンクの件、全然OKですよ。
ありがとうございます。
こちらもリンクさせていただきますね。
こちらこそよろしくお願いします。

Posted by はくじ at 2009年01月26日 22:32

はくじさま
今晩は☆★
いつもＴＢのみで失礼しております。
タイトルの部分の監督の名前を間違いました。
訂正して、再度送らせて頂きます。
今後とも宜しくお願いします！

Posted by mezzotint at 2009年02月01日 01:16

＞mezzotintさん
TB、コメントありがとうございます。
こちらこそTBのみで申し訳ないです。
今後も宜しくお願いします。

Posted by はくじ at 2009年02月02日 00:26

大阪や京都では１月に公開されても、神戸ではDVD発売時期とほぼ同じ時期に公開だったんですよ。

なんでこんな面白くて渋い映画がこんな小規模公開扱いやねん！って思うほど、素晴らしい映画でした。

Posted by にゃむばなな at 2009年05月31日 14:37

＞にゃむばななさん
コメントありがとうございます。
大阪・京都で公開したなら神戸でもしそうな感じなんですが・・・。

『エグザイル』にしろ『天使の眼、野獣の街』、『チョコレート・ファイター』など良作が小規模公開なんですよね。
これらはもっと多くの人に観てもらいたいですよ。

Posted by はくじ at 2009年06月01日 00:32