K-20 怪人二十面相・伝

江戸川乱歩が生み出したダークヒーロー怪人二十面相と彼に濡れ衣を
着せられたサーカス団員が怪人二十面相を捕まえようとするアクション活劇。

第二次世界大戦を米英との平和条約締結で回避した日本では、明治から続く
華族制度が未だ存在し、極端な貧富の差が生まれ、ごく一部の特権階級が富を
独占する社会になっていた。そんな中、富裕層をターゲットにした窃盗犯で
ある怪人二十面相、通称「Ｋ−２０」が世間を騒がせていた。
そんなある日、サーカス団に所属する曲芸師の遠藤平吉はカストリ雑誌の
編集長から羽柴財閥の令嬢と名探偵明智小五郎の結納の儀に潜入して
スクープ写真を撮ってくるように依頼を受ける。
そのころ明智小五郎のもとには怪人二十面相から犯罪予告カードが届いていた。

怪人二十面相や明智小五郎や小林少年と少年探偵団。
小学校のころ、図書館で江戸川乱歩の少年探偵シリーズを読み漁った自分と
しては懐かしいなぁという思いで観に行きました。
原作のイメージはほとんどなく、怪人二十面相や明智小五郎のキャラクターを
使った別物の娯楽映画として観れば、２時間楽しめる内容でした。

第二次世界大戦を回避したからって、転職もできないような身分社会には
ならないし、指名手配うけてる遠藤平吉が白昼堂々とバイク運転したり、
泥棒修行しているが、この世界の警察はバカなのかとか、
泥棒の秘伝書って･･･、他にも突っこみどころはあるものの、単純に２時間
楽しめて面白い内容でした。

少なくとも同じ日に観た「252 生存者あり」よりかは断然良かったです。

Comments

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
いろいろとTBいただき、感謝です。
この映画はかなり良かったです。
気軽に見に行きましたが、なかなかの完成度だったと思いました。
二回鑑賞してしまいましたが、二度目の楽しみ方かもあって、よかったです。

Posted by sakurai at 2009年01月04日 11:00

はくじさん、明けましておめでとうございます。(*^-^*
今年もヨロシクお願いしますね♪

私も子供の頃、小学校の図書館で江戸川乱歩の小説を読んでいたので、
テイストの違いに拍子抜けしたりもしたけど、
娯楽映画としては楽しめました。

Posted by BC at 2009年01月04日 17:49

＞sakuraiさん
あけましておめでとうございます。
こちらこそよろしくお願いいたします。
娯楽作品としては、気軽に見れて楽しめる内容でした。とはいえちょこちょことつっこみたい部分があって気になってしまいました。

＞BCさん
あけましておめでとうございます。
こちらこそよろしくお願いします。
そうですね娯楽映画としては、楽しめて気楽に見れる映画でした。

Posted by はくじ at 2009年01月04日 23:28