2010年08月28日

トイレット

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『かもめ食堂』『めがね』の荻上直子監督が実に構想5年の歳月をかけて
前作から3年ぶりに手掛けた感動作。
荻上監督のミューズであるもたいまさこを主演に、ばらばらで問題だらけの
三兄妹と母親が死ぬ前に呼び寄せた祖母との奇妙な同居生活を経ながら、
家族の愛情と成長を描く。

プラモデルオタクのレイ、引きこもりのピアニストの兄モーリー、勝気な
大学生の妹リサと3兄弟は母親を亡くしてしまい、母親が遺してくれた
家に同居することになった。しかしその家には、母親が死ぬ前に日本から
呼び寄せた日本人の祖母“ばーちゃん”と猫のセンセーがいた。
言葉が通じないばーちゃんは一日中、2階の母親の部屋に閉じこもりきりで、
たまにトイレに入りに下に下りてくるが、そのトイレが異常に長く、出て
きたら必ず深いため息をついていた。当初は意志疎通が出来なかった孫達
だったが、同居生活をしつつ交流を続けて行くうちにばーちゃんとの間に
少しづつ絆が生まれはじめ、そしてバラバラだった兄弟間にも絆が生まれ
はじめる・・・。

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posted by はくじ at 23:59| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(38) | 映画(日本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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