気候変動の影響を直接的に受ける南太平洋のツバル、イタリアのベネチア、
アラスカのシシマレフ島を舞台に、そこに暮らす人々の生活にスポットを
当てながら失われゆく美しい自然を撮影したドキュメンタリー。
『にがい涙の大地から』の海南友子監督が、3年の歳月をかけて3つの地域の
島を訪ね、人類が失うものの尊さと重大性を説く。
製作陣には、『空気人形』の是枝裕和監督も参加。
人間の感性を刺激する、ナレーションやBGMを排した映像詩に酔う。
南太平洋のツバル、イタリアのベネチア、アラスカのシシマレフ島は、
気候も文化も異なる島だが、気候変動のさまざまな悪影響を受けている。
3年がかりで行われた撮影では、そこに住む普通の人々の普通の暮らしに
スポットを当て、失われつつある伝統工芸などを取り上げ、
人類が迎えつつある危険な未来も暗示する。
(シネマトゥデイさんより抜粋)