製作費が約3500万ドルというメジャー系の平均製作費の半分以下で制作され、
スター俳優が出演していないのにも関わらず、公開後、北米でアメリカ歴代
コメディー映画史上最高の興収を叩き出したコメディ映画。
しかし日本での公開が未定だったが、評判を伝え聞いたファンの懇願が功を
奏し、見事日本での上映が決まったいわくつきの一本。
結婚を数日後に控えた花婿の独身最後のドンチャン騒ぎをしようと親友達が
花婿をラスベガスへと連れ出したものの、翌日酷い二日酔いで目覚めると
花婿が行方不明になり、慌てた親友達が花婿の行方を探し求める様を
面白可笑しく描く。
出演者には『バレンタインデー』のブラッドリー・クーパー、『ナイトミュ
ージアム2』のエド・ヘルムズ、『スパイアニマルGフォース』のザック・
ガリフィナーキスなど。監督は、『スタスキー&ハッチ』のトッド・フィリ
ップス。
結婚式を2日後に控えたダグは、独身最後の夜を楽しむために、義理の弟と
なるアランと、親友のフィルとステュと共にラスベガスへ向かう。
ラスベガスに着くと、早速高級ホテルのスイートを借り、その後、4人は
酒を酌み交わす。
翌日、酷い二日酔い状態でアラン、フィル、ステュはスイートで目覚める。
しかし、スイート内はめちゃくちゃにちらかっており、浴室には何故かトラ
がおり、しかも部屋の中には見憶えのない赤ん坊が放置されていた。
そして翌日には結婚式を挙げる花婿のダグの姿が見えない。ホテル中を探し
ても見つからず、しかも全員が酷い二日酔いで前日からの記憶が全くない。
そこで彼らはダグを捜し求めて、かすかな手掛かりを基に捜索を開始する。