ジュード・ロウ主演で放つSFサスペンス。
恐竜ハードボイルド“鉤爪”シリーズの人気ミステリー作家エリック・
ガルシアが企画段階から関わり、原作小説『レポメン』を書き下ろすとともに
並行して映画シナリオも自ら手掛け完成させた。
高額な人工臓器によって長寿が得られる一方、ローン返済が滞れば合法的に
人工臓器を回収され死を迎えてしまう近未来を舞台に、腕利きの臓器取立て屋
(レポメン)だった男が、何者かの罠に陥り、自らがレポメンの標的となり
サバイバルを余儀なくされる姿を、グロテスクな描写も織り交ぜ描き出して
いく。共演はオスカー俳優フォレスト・ウィテカー。
監督はこれまでCMやミュージック・ビデオ界でキャリアを築き、本作で長編
デビューのミゲル・サポクニック。
人工臓器の進歩で延命が可能となった近未来。しかし、人工臓器は高額な
ため、人々は製造元のユニオン社が用意する高利のローンを組まなければ
ならなかった。そしてひとたび滞納すれば、ユニオン社が送り込む回収人
“レポメン”によって、否応なしに人工臓器を回収される非情な現実が待って
いた。レミーとその相棒ジェイクは、そんなユニオン社の中でも指折りの
レポメン。しかしレミーは、この仕事に批判的な妻の希望を聞き入れ、
足を洗うことに。ところが最後の仕事に向かった彼は、回収の最中に
アクシデントに見舞われ気絶してしまう。そして、ベッドの上で意識を
取り戻した彼の身体には、ユニオン社の高額な人工心臓が埋め込まれて
しまっていた。やがて返済も滞り、ついにはレポメンから追われる身と
なってしまったレミーだったが…。
(allcinema ONLINEさんより抜粋)