小栗左多里の同名コミックエッセーを『花より男子』の井上真央を主演に
迎えて映画化したラブコメディー。
異文化で育った外国人と日本人のヒロインとのあいだで起こる日常の悲喜
交々やギャップをユーモラスに描く。
漫画家を目指してイラストレーターをしているさおりは、漢字の持つ美しさ
に魅了されて日本にやってきたアメリカ人のトニーと出会い、交際を始める。
英語がロクに話せないさおりと語学オタクで日本語が流暢なトニーとの
コミュニケーションは全く問題なかった。しかし語学オタクのトニーは
持ち前の興味心から日本語や習慣の素朴な疑問をさおりにぶつけてくる。
次第に愛情を深めていった二人は同棲生活を始める。
そんなある日、さおりの姉が結婚することになり、両親に正式に紹介する
前にさおりはトニーを結婚式に参加させて、姉の結婚式のどさくさに紹介
しようとする。母親はトニーの人柄を気に入るものの、父親は漫画家になる
と言って家を出たにもかかわらず、未だその夢の実現に全然至ってないのに
次は結婚、しかもちゃんと紹介をしていないというさおりの中途半端さから
トニーとの交際に反対する・・・。